

先行きは怪しいし、この会社に居てもこれ以上の成長は見込めないと思うんだ。
こんなお悩みにお答えしていきます。
本記事はこんな人に向けた記事です。
・転職したいと思っている
・退職するかを悩んでいる
・いずれ会社に見切りをつけたいと思ってる
人材業界を10年以上経験しており、営業マネージャーを担当しているノジがあなたのお悩みに鋭く切り込んでいきます。
今回は「転職する前にやっておくべきこと4選」について解説していきます。
早速、行ってみましょう!
コンテンツ
1、転職すると決める前に自己分析しておく

日頃から自分自身を分析しておくようにしましょう。
・自分の強みや思考グセ
・今の仕事への思い
・なぜ転職したいのか言語化しておく
・転職して実現したいことを言語化しておく
今の会社でイヤなことがあって、「あぁもうダメだ!転職しよう!」と思った時に衝動的な理由だと辞めてから後悔する事になります。
冷静になって、今の仕事への思いを整理して「なぜ転職をしたいのか?」「転職をして一体何を実現したいのか?」を、紙に書き出すなりして言語化しておきましょう。
言語化しておくことで、転職する理由がなくなる事もあります。そうなったら今の仕事を全力で頑張ればいいだけです。
今の現状や未来に向けての思考を整理しおくことで、自分にとって必要な道が見えてくるはずです。
より深い自己分析をしたいなら下記の記事を参考にしてください。
参考記事 【体験】ストレングスファインダー【これぞ働き方の羅針盤ツールだ】
2、転職すると決める前に職務経歴書を更新しておく

さぁ転職活動を始めよう!!と決めた時に、一番はじめのハードルになるのは職務経歴書を作ることです。
新たに職務経歴書を作ろうとすると、とても地味で大変な作業です。今週は仕事が忙しいし、「来週には作ろう」といつも後回しにしていると、いつまで経っても転職活動を始めることができません。
なので、職務経歴書は転職しようと考える前から定期的に更新しておくことをおすすめします。
そして、過去に自分が作った実績は時間がたつと記憶が曖昧になりますし、具体的な数字や実績データなどは年数が経過してしまうと調べるのも大変です。
定期的に職務経歴書に記録しておくことで、自分の行動結果の記録や振り返りにもなります。
職務経歴書は転職する、転職しないに関わらず、日頃からアップデートしていくようにしておきましょう。
3、転職する事でかかる労力やリスクを考えておく

転職というものは、住む場所を選ぶのと一緒で想定外のことが起きることが多いです。
先に起こり得るリスクを書き出しておき、リスクを軽減する為に準備をしておくことが大切です。
・人間関係を0から構築する必要がある
・人間関係が最悪な可能性がある
・給与が今より下がる可能性がある
・年下が上司になる可能性がある
・社風が聞いていたのと違う可能性がある
・提示された採用条件と異なる場合もあり得る
以上のようなことは転職する上では当たり前のように起きます。
このような労力やリスクが嫌だなぁとなるのであれば、転職はしない方がいいです。リスクについては事前の対策で防げるモノもあります。
特に求人広告で書かれていることや、転職エージェントや実際の面接で説明されることのほとんどが企業側によって美化されています。
なので、表向きは開放的で上下関係もない風通しの良い社風というイメージがあり、その魅力に惹かれて入社したけど、実際はめちゃくちゃ縦社会で陰湿な人間関係という会社に入社してしまった…となる事も当然のようにあります。
転職することで起こる労力やリスクを考えておくことは必須だと言えます。
参考記事 転職に迷ってるならミイダスから始めよう【自分の採用条件を確認してみた】
4、転職エージェントとの繋がりを作っておく

いざ転職しよう!となる前に転職エージェントとの繋がりを作っておきましょう。
え?転職する気がないのに転職エージェントに登録してもいいの?ということを考えるかもしれませんが
結論、転職する気持ちが固まっていなくてもOKです。
転職エージェントを利用する上で最も大切なことは仕事を紹介してくれるキャリアアドバイザーとの相性です。
人材業界経験者としてハッキリ言いますが、キャリアアドバイザーの質はピンキリです。
求職者を自分の売上としか見ていないアドバイザーもいますし(ヒドイ…)、紹介先企業の情報をしっかり把握していないルーズなアドバイザーもいます。
そんな中にも「求職者との信頼関係」をとにかく築いていこうとホスピタリティーの高いキャリアアドバイザーもいます。
なので、正直申し上げると3社くらい転職エージェントを回って、「この人いいな」というキャリアアドバイザーを見つけて繋がっておくことをおすすめします。
いざ転職しよう!となってからでは、早く次の仕事を決めたいと焦ってしまい、微妙なアドバイザーのもとで仕事を決めて失敗する事があるかもしれません。
まだ気持ちに余裕のある頃に、転職エージェントとの繋がりを作っておくことで「いざ転職!」となった時にスムーズに仕事選びが進めていけます。
最近では転職エージェントの考え方も少し変わってきており、潜在的な退職者層(いずれ転職したいと考えている人)との繋がりを大切にするエージェントも増えてますので、気兼ねなく登録しておくことをおすすめします。
頼れる転職エージェントとは

頼れる転職エージェントを見つけておきましょう。
転職エージェントによっては「登録しても全く相談に乗ってくれない」「転職を決めたけど、希望の条件の仕事がない」など、自分に合わずに満足できない可能性もあります。
現状、なんとなく転職をすべきか悩んでいるのであれば、以下のような転職エージェントに相談するのがベストです。
・転職すべきかといった悩みを親身に相談に乗ってくれそう
・転職を決めた時は手厚くサポートしてくれそう
・自分が納得して転職できる求人を多く持っていそう
転職エージェントへの登録・相談は基本的に全て無料なので、とりあえず登録して気軽に相談してみましょう。
DODA(パーソルキャリア)

ランスタッド

第二新卒エージェントNEO(ネオキャリア)

リクルートエージェント

転職はいつでも出来る時代

転職は焦らずとも、いつでも出来る時代です。そして、これからはもっと転職がしやすい社会になっていきます。
一つの会社だけで自分のキャリアを終える時代は終わりました。色んな会社でビジネスを経験しておくことが、ビジネスパーソンとしての戦闘力を増やすきっかけにもなります。
一度きりの人生、ずっと同じような環境で、同じような悩みや課題に苦しみ、前に進めず愚痴ばかり言っているのであれば、転職をした方が絶対にいいです。
その転職する為の準備は働きながらでも出来ます。来月には誰が会社を辞めるかは分からない時代です。上司・同僚・部下だって、いつ転職するかは分かりません。
転職市場にアンテナを張りながらも、自分の人生をより活かせそうな会社が見つかったら転職をする。こういったことがスタンダードな時代になるのではないでしょうか
最後までお読みいただきありがとうございます。