Life Log

DAO(自律分散型組織)で会社員はやりたくない仕事から解放されるのか?

2022年3月4日

DAO(自律分散型組織)で会社員はやりたくない仕事から解放されるのか?

普通の会社員が「DAO」について真面目に調べて学んでみました。



先日とある勉強会に参加しまして、話題のDAO(ダオ)についてインプットしたので、学んだ内容や、個人的に調べてみたことをブログにてまとめていきたいと思います。

知れば知るほどに、DAOに対して大きな可能性を感じています。

DAOについては、まだまだ怪しさはあるし、世間からしたら「DAO(だお)ってなんだお?」と言いたい気持ちもよく分かりますが、新しいモノを知り、新しいモノを試してみることってすごく大切なことだと思います。

DAOについて、少しでも勉強したいという方は、当ブログの内容をぜひ参考にしてください。

DAO(ダオ)ってなんだお?

DAO(ダオ)ってなんだお?

DAO(ダオ)という名称は以下の頭文字からきています。

Decentralized→分散型

Autonomous→自律的な

Organization→組織



「ディセントラライズド・オートノマス・オーガニゼーション」

これらをまとめて「自律分散型組織」といいます。

DAOは暗号資産の仕組みにも活用されている、ブロックチェーン技術がもたらした新しいタイプの組織形態だと言われています。

多くの人たちは、「株式会社」という組織に所属していると思います。

「株式会社」以外にも、地域の町内会であったり、趣味を中心としたコミュニティ、最近ではオンラインサロンのような有料コミュニティに参加している人も多くなりましたよね。

その中に新しく生まれたのが「DAO」という「組織概念」です。

DAOはどんなことを目的とした組織なのか?

DAOはどんなことを目的とした組織なのか?

DAOは自律分散している組織なので、社長のようなリーダーや、中心となるような「まとめ役」は存在しません。(コミュニティの創業者はいます)

DAOが持っているミッションやビジョンに共感した人たちが、それぞれ資金を出し合って、DAOのトークンやNFTを購入して、ブロックチェーン上で決められたルールに則って、目標達成のために行動する。

それがDAOという組織の特徴です。

トークンとかNFTってそもそも何?

トークンとかNFTってそもそも何?

トークンはシンプルに言うと「デジタルの商品券」とでもいえばいいでしょう。

その商品のしるしや証となるモノがトークンです。

NFTとは、替えが効かない「唯一無二のトークン」のことで、アート・写真・音楽などのデジタルデータを所有する際に、「このデータが本物ですよ」とブロックチェーンによって認定された「証明書」のようなモノです。

DAOでは、所属しているメンバー全員が、「こんなことをやりたい!」という提案や議論ができるのですが、提案内容が可決されるかどうかは投票によって決まります。

その投票では、DAOの資本ともいえるトークンやNFTの所有者の意見が反映されるので、株式会社でいうと、株を持っている株主の方が有利になるという考え方と一緒ではないでしょうか。

DAOにはリーダーはいないものの、DAOというコミュニティの資本である、トークンやNFTを持っている人の方が力を持っているというのは間違いないです。

NFTについて深く知りたい、勉強したいという人は、おすすめの書籍をまとめているので、こちらのブログを参考にしてください。

DAOには色々なタイプがある

DAOには色々なタイプがある

DAOには色々な目的を持ったコミュニティがあります。

  • NFT収集が目的のDAO
  • スマートコントラクトで動いているDAO
  • 新しい働き方のDAO
  • コミュニティとしてのDAO
  • メディアを作るDAO



こう見てみると色々なDAOがありますね。

メディア運営している僕としては「メディアを作るDAO」に人一倍の興味がありまして、先日、興味本位でクリプト系メディアを作るというビジョンの「MediaDAO」に参加してみました。

まだ何もアクションはできていないのですが、まずはどんなものか試しながら、DAOの楽しみ方を試行錯誤していきたいと思います。

NounsというDAOのシステムがすごい

NounsというDAOのシステムがすごい

NounsはDAOの中でも、大きく成功しているコミュニティといっても過言ではないでしょう。

金庫には60億円近くの資金(ETH:イーサリアム)が入っています。

Nounsの特徴は、24時間で一つのNFT(Noun)が自動的に生産されて、そのNFTが自動的にオークションにかけられているのです。

一つのNFT(Noun)の取引金額は、50ETH〜200ETH(日本円で1500万円〜6000万円程度…)という、日本では家が買えるくらいのド派手な金額で取引されています。



この仕組みのすべてがプログラムされているので、誰の手も動かさずにこれだけの莫大な収益を生んでいます。

そして、そのNFTの収益は100%がDAOで管理されているそうです。どんだけの利益率なんでしょうか。

Nounsに参加している人は、その資金の使い方を提案することができるので、まさにNounsというコミュニティ内で、資金が循環している状態が作れるというわけです。

NFT(Noun)がオークションで毎日売れ続けていれば、どんどんNounsの資金は増えていくわけですね。まさに天才的なコミュニティです。

DAOが抱えている6つの課題

DAOは、これまでの組織概念を覆す、大きな可能性のある組織だと思いますが、自由であるからこそ、まだまだ整備しきれていないことが多いので、良い話ばかりではありません。

  • 参加者はわずかで、多くのメンバーが利益を奪おうと様子を見ている
  • 金持ちにトークンやNFTが買い占められる可能性がある
  • 買い占めが起こると投票制度の意味がなくなってしまう
  • 法律の壁がある、特に日本では税制面で不利
  • DAO自体がハッキングにあうリスクがある



特に日本では暗号資産の税率が問題です。暗号資産は雑所得としてカウントされ、給与所得などと合算されると最高税率は55%にも達します。

金額が大きいほど税率が高くなる、いわゆる累進課税が問題となっています。

DAOは「会社組織」や「個人の働き方」をどのように変えていくのか

DAOは「会社組織」や「個人の働き方」をどのように変えていくのか

2022年現在、副業禁止の会社はまだまだ多く、ほとんどの人たちが会社員という一つの収入に依存している状態です。

しかし、これから副業解禁が進むとこの流れは大きく変わるのではないかと思います。

多くの人たちが、会社での労働収入だけではなく、副業として、ダブルワーク、トリプルワークをするようになった時、DAOのような自由なコミュニティを活用して生活費を稼ぐ人は増えていくのではないかと思います。

人の収入源が3つ以上に分散されると、「組織」よりも「個人」の方が力を持つと言われています。

いくつかの仕事の一つとして、DAOのような「自律分散型組織」でお金を稼ぐことができるようになると、会社よりも個人の方が力を持つようになる日は本当に訪れるのかもしれません。

自分のやりたいことを実現できるようなDAOがあったら、そこで「理想の働き方」を叶えたいと思うはずです。

そうなると、「嫌なことはとにかく我慢して働くこと」「お金さえもらえればやりたいことができなくてもいい」といった、日本人特有の「仕事への美徳」というものはなくなるのかもしれません。

DAOの課題はまだまだ多いとは思いますが、いずれにしても人が人らしく生きるために、DAOという組織が大きな可能性を秘めたコミュニティだということは間違いないと思います。

  • この記事を書いた人

ノジソウ

本業はサラリーマン。中小企業で管理職をやりながら、副業でブログを書き続ける孤独な副業ブロガー。自分の体験してきた事や、購入して良かったおすすめアイテムを紹介します。自称ミニマリスト。お酒と音楽を愛している。