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部下がグングン成長するノウハウ【上司が豊かになる人材教育】

2019年6月27日

人材ビジネス業界歴10年のノジソウタです。

人材派遣・職業紹介の分野でこれまで1000人近くの求職者の皆様のサポートをして参りました。


現在、20名ほど部下のいるマネージャーとしても奮闘していますが、部下がグングン成長するノウハウを公開します。


この記事を読めば目標達成のできるメンバーを育てることができます。そのためには、上司である、あなた自身から変わる必要があるのです。


部下を徹底的に全力で育てましょう。自分の仕事なんて放り投げてでも部下を育てましょう。なぜならばそれは、会社のためではなく、上司であるあなた自身が豊かになっていくためです。

■部下を成長させると上司が豊かになる


豊かさとは…組織内での影響力・手腕・権威・昇格・収入増といった豊かさだけでなく、部下を育てることにより、あなた自身の人格がみがかれ、より魅力的な上司へと成長させてくれるのです。


部下をできるならば自分以上のビジネスパーソンに育てる。これくらいの気持ちで部下育成に取り組みましょう。


部下の圧倒的な成長により、豊かになるのは紛れもなく上司であるあなた自身なのです。

■部下のタイプをしっかり理解する


まず部下のことを人として理解しましょう。どんな性格でどんなタイプなのか。


コミュニケーションとは相手のことを理解してとらないと、たとえ積極的に会話をしていても穴のあいたバケツのように、信頼関係はいつまで経ってもたまりません。


どんな事に興味があるのか?

どんな言葉をかけられたら嬉しいのか?

何をモチベーションに頑張ろうとしているのか?


部下に人一倍の興味をもってタイプを見極めていきましょう。
理解を深めて見極めるためには?

■部下と1対1で話し合う機会を作る


部下を理解する上でとても大切な時間があります。最近は取り入れている会社が増えてきましたが、1on1ミーティングです。


上司と部下が1対1で面談を行い、情報共有や目標設定などを行う場です。
ただの個人面談と違うのは、上司主体の一方的なコミュニケーションではなく、部下の話を引き出すということが狙いです。


上司の「聞く力」、傾聴能力が問われます。指示や指摘といったことではなく、部下が今考えていること、悩んでいること、将来のこと、普段は恥ずかしくて言えないようなことを引き出し


部下自身が気づいていなかった課題を引き出し、気づきを得てもらえる1on1となることが理想的です。


そのためには、上司が部下より話しすぎてはいけません。部下にとにかく話してもらいましょう。1on1を始めた当初は部下に話してもらうことはかなり難しく挫折する上司も多いですが


日頃の接し方や信頼関係を積み重ねていくことで、1on1の効果や精度がグンとあがり、部下にとって、成長につながる大切な時間になります。


私自身も3年ほど1on1を実践してますが、最近は部下から「いつ1on1やってくれますか?」と言われるほどになりました。


少なくとも月1回は必ず実施しましょう。

■「何のため」を部下にちゃんと教える


これ意外にできていない管理職の方が多いのではないでしょうか?

仕事や作業の指示をするだけではいけません。その仕事や作業の意味合い、「何のため」という事をちゃんと伝えましょう。


「何のためにこの仕事をしているのか、そしてそれは何の役に、誰の役に立っているのか」


を正確にそしてより具体的に伝えていくことが大切です。


いわゆる「意義目標」というものです。


私が担当していた求職者の方から、企業とのトライアル期間中に、よく言われることがあります。


「仕事は教えてくれるけど、この作業や資料が何のために必要で、どこの部署の人と繋がっていて、誰のためになっているのか、まで教えてくれなくて、理解が深まらずモヤモヤしてます」


こういった相談です。ただ作業を教えるだけでは相手のモチベーションは下がるだけです。


その仕事の意味や意義がわかった時、より理解度が増して数倍のパフォーマンスを発揮することができるのです。

■小さな事でも自らが部下の見本になる

小さな事を上司であるあなたがしっかりと守りましょう。下記のツイートは上司あるあるを改善したものです。

部下はあなたの事を思っている以上に観察しています。その事を理解して部下の模範となる行動を心がけましょう。

■上司は責任を抱きしめ、部下をはばたかせる

上司の最大の仕事は何か。責任をひたすらに抱きしめることです。

極論、上司は責任をとるだけでその場を任されています。


部下が起こしたミスで、感情をとがらせてはいけません。時には厳しい指導も必要ですが、ダラダラと同じことを言うのは禁物です。


ミスが起きた時に原因究明したら、すぐに次の動作へ。「では次にどうする?」と前向きで建設的な話をしていきましょう。


部下にミスを引きづらせてはいけません。いち早くミスを起こしたストレスから開放させ、パフォーマンスを下げないように、上司の計らいが非常に重要です。


部下のパフォーマンスを下げてしまう言動は、担当案件にも影響しますし、あとあとのことも考えるとリスクにしかなりません。


あとは「私に任せて」の精神を大切に言葉と態度で示して上げてください。

以上のことを実践することで、部下はグングン成長することが出来ます。

管理職である上司の方は、一つ一つをまめに実践することは根気がいりますし、とても大変なことではありますが、全ての努力がすべてあなた自身に返ってきますので、部下の成長に全力で取り組んで頂きたい思います。

ここまで実践が出来たら、部下はあなたのような上司を持てた事に幸福感を感じるでしょうし、その噂は部署に留まらず会社全体へと波及し、すべてあなたのもとに倍になって返ってきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

by カエレバ
  • この記事を書いた人

さとり

自称ミニマリスト。ブロガー歴4年。買ってよかったお気に入りアイテムをレビューしたり、自分の体験談などをブログに綴っています。