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管理職リーマンが淘汰される時代【2020年から起きる恐怖予測】

2020年1月4日

管理職リーマンが淘汰される時代【2020年から起きる恐怖予測】

こんにちは。管理職リーマンブロガーのノジソウタ(@nojisoufreedom)です。

私自身、とある企業で勤めている中間管理職であり、普通のサラリーマンでもあります。
今回は自分にも大きく関係のある、管理職リーマンが淘汰される時代【2020年から起きる恐怖予測】について触れていきたいと思います。

ダイバーシティ(多様性)の時代に入ったからこそ、様々な選択肢のある時代ですが、一人の社会人として新時代を生き抜いていく術を、しっかり身につけていく必要があると感じています。

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高業績でもリストラが始まっている

高業績でもリストラが始まっている

45歳以上の早期退職を募っている企業が増えました。

メガバンクに留まらず、キリン・富士通・NEC・カシオといった国内大手メーカーでもこのリストラの波がやってきています。

業績の影響というより、むしろ最高益を出している企業がほとんどなのに、早期退職を募っているというのが現実です。

これは何でかと言うと

リストラの理由

①年功序列型の賃金制度を撤廃していきたい

②定年後の再雇用で給与などの待遇面を引き下げたいが、実際に裁判で争われるケースが増えて、会社側が負けるようになった為、出来れば早めに退職して欲しい

③国が掲げている人生100年時代というスローガンにより、定年制度が更に延長されていくことが予想されている為

④若い人材へ金銭的投資をしないと、新陳代謝が進まず会社の未来がないから

上記のような理由から大手企業によるリストラが始まっており、この流れは更に加速していく事になると思われます。

4月からの同一労働同一賃金で収入減

4月からの同一労働同一賃金で収入減

今年のトレンドになると言っても過言ではない「同一労働同一賃金」の影響があります。

派遣社員の同一労働同一賃金!2020年4月【正規と非正規の格差はなくなるか】

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2020年4月から大手企業で働く人達が
2021年4月から中小企業が働く人達が対象になります。

これは正規雇用と非正規雇用の待遇格差をなくすための法改正と言われていますが、同じ仕事をしている正社員に払われていた手当を、非正規社員にも払わなければいけなくなる訳ですが

これまで非正規社員に払っていなかった手当を払う事になるので、企業としては単純にコストアップになります。

それにより、これから起こっていく事は、人件費のコストダウンを図る為に、全体的に社員の手当を減らしていく流れになるでしょう。

例えば、「食事手当」「皆勤手当」「住宅手当」などの、もともと必要性の乏しい手当は確実になくなっていくのではないかと思います。

高度成長時代のモデルである年功序列が維持できない状況下であれば、正社員を含めて、本当の意味での同一労働同一賃金への動きが出るのは避けられません。

こういった事からも正社員の手当廃止は当然の結果になると思います。

そして、勤続年数の長い社員ほど、様々な手当てをもらっている事が多いので、収入減になることは間違いないでしょう。

これからは降格が当たり前になる

これからは降格が当たり前になる

年功序列により、長く勤めていれば毎年昇給があり、定期的に昇格をして、そこまで能力のない人でもある程度の役職まで昇格する事ができたのが、平成という時代であったかと思います。

これからは、40代以上の人には「降格」というものが付きまとう事になると思います。

部長である人が課長へ、課長である人が係長へ降格するなども起こり得るでしょう。

特に何か大きな問題を起こしたわけではないけど、会社の業績によって、降格するという事が出てくると思うのです。

ある大手企業では、50代で一定期間で実績を作れなかったら、20代後半の賃金まで引き下げることを導入している会社もあるそうです。

企業としては年齢が上がるにつれて昇級・昇格ではなく、優秀な人材や若い人材に投資をしたいというのが本音ではないかと思います。

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部下を支配できない時代がくる

部下を支配できない時代がくる

政府が副業を推進しているように、これからは1つの会社に縛られる人が少なくなります。

パラレルキャリアというやつですね。そして会社員ではなくフリーランスも増える時代です。

これまでの日本社会では、1つの会社で長く働くことが美徳な時代でした。2020年は更に副業を解禁する会社が増えて、副業を始めるサラリーマンが増えていくと思います。

会社という1つの収入源だけでなく、副業や兼業により、2つ~3つの収入源を持つのが当たり前の時代になれば、会社のいびつな上下間系や人間関係に振り回される事はなくなります。

これまで部下を支配していた上司の人達は、部下との関係を見直していく必要があります。

これまで部下を私物化したり、支配するようなマネジメントをしていた管理職はあきらかな報復を受ける事になるのではないでしょうか。

気づいたら部下がいなくなっていた…という事にならないように気をつけていきましょう。

部下や新入社員のほうが稼ぐ時代へ

部下や新入社員のほうが稼ぐ時代へ

既に上司より部下や新入社員のほうが稼ぐ時代へ突入しています。
新卒に高収入を払う会社が単純に増えてきたという事です。

2019年10月からNECは研究職を対象に、新卒でも年収1000万円に達する可能性がある給与制度を導入――。
 日本の人事制度の特徴である年功序列賃金の制度を作ってきた大企業が、欧米並みの完全実力主義の制度を導入するというニュースに、技術系の就活市場に衝撃が走った。
 新卒を好待遇で採用するのはNECだけではない。下表にあるように、ソニー730万円、ディー・エヌ・エー600万~1000万円、くら寿司1000万円など、一般の新卒社員の年収の2倍近くから3倍という別枠の人事制度を用意している。

出典:ダイヤモンド・オンライン

大手企業で、主に研究職・技術職や幹部候補生としての採用ですが、新卒でも700万~1000万を払って採用するニュースが昨年話題になりましたね。

能力と向上心、そして技術のある人材であれば、入社してすぐに年収1000万円を目指す事もできる時代になりました。

40代を過ぎて、自分の立場や役職にあぐらをかいて、会社にぶら下がり、新しいイノベーションを生めないような人材は、上記に書いてきたように、降格をして、その結果リストラというのも現実的に起こりうる時代になったと思います。

まとめ:管理職リーマンが生き残る為に

中間管理職と言えば、経営者と部下に挟まれて、最も大変なポジションであるとも思います。そんな管理職にとって、あらためて辛い時代が訪れようとしています。

60代くらいの方であれば、もう逃げ切れる年齢かと思いますが、40代から50代であれば、まだまだビジネスや働く事に向き合って生きていかねばならないと思います。

これから来る大きな時代の波に流されてしまわないように、2020年から決意を新たに生き残る術を身につけていきましょう。

その為には、いくつになっても「情熱を持ち」「変化を巻き起こし」「実行に移す行動力」を持って、働く事に向き合っていく必要があると思います。

会社や組織にぶら下がるのではなく、自ら先頭に立って「新規事業を立ち上げる」「副業をする」「起業をする」などの新しいイノベーションを巻き起こして、自分の付加価値を高めていく必要があると感じます。

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さとり

自称ミニマリスト。ブロガー歴4年。買ってよかったお気に入りアイテムをレビューしたり、自分の体験談などをブログに綴っています。