
こんにちは。管理職リーマンのノジです。
管理職は会社や部下に振り回されるものです。その大変さは管理職自身でしか理解でいないものです。
僕自身が、世の中の管理職の皆さんの抱えている気持ちを代弁しつつ、会社の中核にいる管理職の皆さんが、そしてこれから管理職を目指そうという方に対して、目指すべき管理職ロードをお伝えしていきます。
管理職を目指すのはなぜなのか?

会社に入社した頃、いつかはあの上司のように部署や支店を任されて働きたい…。
誰しもそんな目標を目指して頑張ってきたのではないのでしょうか。
そもそも何故、会社に入ると管理職やマネージャーを目指すようになるのでしょうか?
管理職を目指す理由を考えてみました。
・単純に出世に憧れている
・同僚に負けたくない
・部下に抜かれたくない
・管理職手当がもらえる
・部署の方針を決められる
・採用する人を選べる
・部下の査定ができる
・経費を使いやすくなる
・付き合い残業しなくて済む
・自分のやりたい事が出来る
以上の管理職を目指す理由から分かるのは、出世してないとカッコ悪いであったり、高い給与をもらいたい、自由に物事を決められるといった事で目指す人が多くなるようです。
管理職は孤独なボクサーである

では現実はどうでしょうか?管理職として苦悩と思われる事を考えてみました。
・経営者からのプレッシャー
・社内のトラブル対応
・部下のクレーム対応
・部下の人間関係相談
・部下の退職対応
・そこまで賃金が上がらない
・おごる事が多くなり出費が重なる
・残業が増えていく
・プレイングマネージャーの業務負荷
・総合的な責任をとる
・経営者や部下には、弱みを見せられず、相談できる人がいない
思っていたよりも、理想と現実のギャップがあるようですね。
サンドイッチのように経営者と部下の間にはさまれる事も多いですし、自分の担当している仕事も含めると、業務量も膨大なものになります。
また、最後の項目の、経営者にも部下にも「自分の弱いところを見せられない」というところが、孤独と向き合い、ひたすら減量と向き合う孤独なボクサーといった感じでしょうか。
管理職は自分の為に働こう

私の考えですが、管理職も1人の人間です。はっきり言いますが、キレイ事はやめるべきだと思っています。
「会社の為…」「上司の為…」「部下の為…」
このような考え方には正直限界があると思います。
管理職が「自分の為…」という考え方をしても良いのではないでしょうか?
会社の売上をあげる、利益を出す、部下を成長させて長く働いてもらえるようにフォローしていく
もちろんこういった目標や取り組みも大切ですが、自分の身をすべて投げ売ってまで、すべき事ではないと思います。
人生100年時代、生きる上での優先順位をしっかりと決めて、生きていく事が大切です。
未来の管理職の在り方

未来の管理職としての在り方と書きましたが、今からでも下記のような考え方で、管理職ロードを堂々と歩んでいって頂きたいです。
とにかく自分を飾らずに生きていきましょう。
自分を大切にする
世の管理職の皆さん、とにかく自分を大切にしましょう。
自分ファーストで良いんです。経営者や部下に文句を言われたり、陰で何を言われたって、自分の道を貫いて行きましょう。
家族を大切にする
自分と同じくらい、大事なのは家族です。仕事で関わりのある人たちより、家族を大切にしてください。
仕事に忙殺されて、心を失い、家族を大切にできないような精神状態ではいけません。何よりも自分と家族を一番に考えてください。
自分を高める事に注力する
世の管理職の皆さん、自分をとにかく高めていきましょう。
自分自身が向上し、高まっていく事で、余裕が生まれます。そしてその余裕は人を惹き付けるようになります。
家族からの信頼、会社の業績、上司・部下からの信頼、こういったもの全てが、自分の成長によって勝手についてくるようになります。
会社で残業するより、社外活動や家族との時間を大切にしましょう。
自分を高める為に何をするのか?
自分を高めていく事が全てです。とにかく「自分中心」で生きていきましょう。
・ネガティブなものには触れない(社内の愚痴・ネガティブ人間)
・ポジティブなものに触れる時間を増やす(前向きなメンバーと話す)
・執拗に部下と面談をしない(面談は月1回までなど)
・なるべくポジティブな言葉を使う
・心理学、倫理学を学ぶ
・全てを解決しようとしない(割り切る事も大事)
・先読みしていく力をつける
・興味をもったらすぐに行動する
・18時以降の打ち合わせや面談はしない
・好きな事に取り組む時間を増やす
・家族との時間を大切にする
このように、自分の人格を更に高めたり、ルールを作る事で大きく行動を変えていく事ができます。
これからの時代は会社や部下に尽くす時代ではないです。
世の管理職の方々が、それぞれ個人的に成長し、輝いていくことで、会社や部下にも、良い影響を与えていくことができると思います。