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信用経済ではマイスコアが問われる【ネットビジネス進化論】

2020年7月25日

信用経済ではマイスコアが問われる【ネットビジネス進化論】

 

こんにちは、管理職リーマンのノジ(@nojisoufreedom)です。

 

今回は尾原和啓さんの著書である「ネットビジネス進化論」に記されていた「信用経済」についての話となります。

 

ここ数年で日本においても「信用経済」という言葉が定着してきていると感じていますが、信用経済が進んでいく事で、人や社会がどのように変化していくのか。

 

すでに信用経済が浸透している中国での事例に触れつつ書いていきたいと思います。

 

信用経済が進む中では、自分のマイスコア(信用スコア)を上げていく事が、より豊かに生きていく意味でも大切になっています。

 

自分の言動が「信用スコア」になる

 

信用スコアという言葉は聞いた事がありますか?

 

信用スコアは中国のアリババグループが提供する個人評価信用システムである「芝麻信用(ジーマ信用)」が有名です。

 

2018年時点で中国ではアクティブユーザーが5億2000万人おり、まさに中国全土に普及している信用スコアとも言われています。

 

信用スコアというのは、その人の収入や年齢、勤務先情報、ネットショッピング利用状況、その他のサービスの利用状況等によって、それらを信用スコアとして、人に点数をつけてビジネスに利用しているものです。

 

日本で言えば、例えば住宅を購入する際に、銀行からお金を借りてローンを組みますが、その際に銀行などの審査で厳しく見られるのは雇用形態、収入、勤続年数、勤務先の安定度、などを調べられる訳ですが

 

中国ではインターネット上に溜まっていく個人の行動履歴や評価によって、必要な人にお金が行き渡るようなシステムになっています。

 

ちなみに日本では、Yahooスコアが炎上しましたね。

 

 

このYahooスコアの問題は、ユーザーに対して、事前にちゃんとした説明がなかったことや、ユーザーはスコアの確認ができない仕様なのに、勝手に自身の情報が他企業へ提供される可能性があること、Yahoo!スコアの提供先が不明瞭なことから、大きな炎上騒ぎになりました。

 

自分の情報が勝手に企業に利用されているのは、気持ち悪すぎですね。

 

そして、全体的にお金の流れが、キャッシュレスに寄り切っていない日本では、データをとる事自体が困難ですし

 

個人情報の観点でも、日本社会で完全なる「信用スコアリング」はまだまだ先の未来になりそうです。

 

信用スコアが高いとお得に生きれる

 

こうした個人の信用情報を目に見えるようにまとめたのが「信用スコア」です。

 

中国では信用スコアが、すでに社会的に広まっていて、信用スコアが高い人ほど良い待遇になる社会構造になっています。

 

例えば、中国人はどこの国に行くのもビザが必要になるので、ビザを申請するのには口座残高の確認などがあり時間がかかるのですが一定以上の信用スコアがあれば、アリペイで簡単に手続きができたりします。

 

その他にも、信用スコアが高い人は、賃貸住宅を借りる時の敷金が不要になったり、ホテルを予約するときやレンタカーを借りる時の保証金が不要になるなど、信用コストが高いことで様々なメリットが得られます。

 

ちゃんと真面目に生きていればメリットがあるなら嬉しいですよね。

 

信用スコアは人となりを見られている

 

信用スコアは収入などの情報だけではなく、人となりを見られています。

 

例えば、ローンの返済履歴、つまり支払いに遅延がないかどうかや、そしてSNSにおける繋がりであったり、個人の過去の言動などもスコアリングされています。

 

こういった、人としての日頃の言動までが、インターネット上のデータなどを検証して、信用スコアを計算しているので、スコアが高い人ほど信用ができるという、一つの証明になっているのです。

 

つまり、SNSで他者を誹謗中傷したりしているような人は、誰かをディスるコスト自体が高くなっているという事ですね。

 

まぁ他人を批判しても何も生まれませんし、信用経済においては損をすることになるわけですね。

 

なので、SNSの発言に心当たりのある人は今すぐにやめた方がいいです。

 

お金よりも信用を大切にして正直に生きる

 

日本では中国とは事情が違いますが、信用経済がある意味で進んでいると思います。

 

キングコングの西野さんは2017年のブログにこう綴っています。

 

最近になってようやく「信用」という言葉を耳にするようになった。

ずいぶん時間がかかったが、ようやく時代が変わる。物々交換であった『自然経済』に始まり、貨幣が媒介物となって商品が取引される『貨幣経済』となり、信用が媒介となって商品が取引される『信用経済』となった。

5年前。「信用だ」「信用を稼げ」「嘘をついちゃダメだ」と言って、空気を読んで生きていくことのリスクを散々っぱら叫んだが、まるで耳を傾けてもらえなかった。

引用元:キングコング 西野 公式ブログ- 信用経済2.0-

 

これが今から3年前の話です。さすがの先見の明です。

 

どこまで先を読んでいるんだろうという感じですが。真面目に凄すぎる。

 

評価経済の頃は、とにかくフォロワー数がモノをいう訳なので、フォロワーを増やす事に躍起になっている人が多い時代でした。

 

ここから信用経済に入り、西野さんは2020年のブログでこのように綴っています。

 

つまり、「評価=フォロワー数」が成り立たなくなったわけですね。

そこで、ヒョッコリと顔を出したのが「信用経済」です。

まわりの目を恐れずに「王様は裸だ!」と本当のことを叫ぶことができるヤツが「あいつは信用できる!」という評価を集め、ブイブイ言わせられる世界ですね。

信用経済の勝者になる為の絶対条件は「嘘をつかない」です。

引用元:西野亮廣ブログ Powered by Ameba

 

この人は絶対に嘘をつかない人だ!」と思われる行動をとらないと、信用経済では生きていけないという事ですね。

 

自分がおすすめでない商品を紹介したり、うまくもないラーメンを「ムッチャうまい!」と言ったり、こう言った行為は全てNGなので西野さんは企業案件やテレビCMを受けなくなったと語っています。

 

信用経済のマイスコアによって人の行動は変わる

 

ここで中国の話に戻しますが、僕の思う中国のイメージって、とにかく激しい競争社会で、それぞれが誰かを出し抜く為にやり合っている国ってイメージでしたが(どんなイメージなんだ)

 

そんな中国が、今は他人を出し抜く為ではなく、積極的に人を助けるような、利他的な行動をする人が増えているといいます。

 

信用経済の信用スコアによって、誰かを助けるような行為が、自分の価値を高めて行くという認識が広がったからですよね。

 

つまり信用スコアによって世の中の価値観まで変わったという訳です。

 

日本においても信用経済という考え方が進むことによって、自分のマイスコアを意識する事で、人々はより良いマナーを身につけ、より正しい行動を選択していく未来になるのではと切に期待をしています。

 

SNSでの誹謗中傷や、過度なハラスメント、迷惑行為などの見るに堪えないような事が、少しでもなくなることを願っています。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

  • この記事を書いた人

ノジソウ@管理職リーマン

人材系の管理職リーマン。ブラックな企業で社畜となり消耗してきた経験を糧に「すべての働く人達に希望を!」という自己満なテーマで発信中。2児の父。 座右の銘は『すべてに一喜一憂しない』である。読書・ギター・動画編集・ビールが主な趣味。

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