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【結論】週休3日・1日6時間労働で人は幸せになれるのか?

2020年1月9日

【結論】週休3日・1日6時間労働で人は幸せになれるのか?

こんにちは。働き方応援ブロガーのノジソウタ(@nojisoufreedom)です。

2020年に入り、働き方改革に拍車がかかっておりますが、今回は「週休3日・1日6時間労働で人は幸せになれるのか?」というテーマでお話していきたいと思います。

フィンランドの誤報について

フィンランドの誤報について

1/7にフィンランドのサンナ・マリン首相が週休3日制、1日6時間労働制の導入を検討する考えを表明したというニュースが報道されましたが

これは誤報だったそうです。

2019年の8月、サンナ・マリン首相が運輸大臣をしていた時の発言が、今更になって取り上げられ、クローズアップされてしまったようですね。

首相になると過去の発言まで、今言ったかのようになる、それが一国全体の発言になってしまう。とても恐ろしいですね。

フィンランドと言えば、高福祉社会として、子育てのしやすさも抜群だという情報が多いですが、その反面では長きに渡り経済的に低迷が続いていて、失業率が高い国でもあります。

今回は誤報というニュースが流れていましたが、日本でも週休3日を導入する企業が増えている事は確かです。

今後の働き方改革や、テクノロジーが発達していく中においては、週休3日取得するという事も当たり前の時代が迫っているのかもしれません。

この報道に対する有名人の反応

前澤さんはストレートに肯定するような反応を示されていますね。

本田さんはまさしく「本田ブシ」が炸裂するエッジの効いたコメントをされています。

実際に週休3日制を導入している企業一覧

週休3日 導入企業一覧


佐川急便
日本マイクロソフト
ユニクロ
Zホールディングス【Yahoo】
日本KFCホールディングス
日本IBM
ウチヤマホールディングス

他にもたくさんの企業が福利厚生として週休3日をアピールして人材採用をしています。

制度としては、どこまで運用されているかは内部の方しか分かりませんね。

週休3日・1日6時間労働で人は幸せになれるのか?

週休3日・1日6時間労働で人は幸せになれるのか?

それでは、人は労働時間を減らして、休みが多くなれば、幸せになるのでしょうか?

労働時間が短くなれば、介護や育児などの理由で、フルタイムで働けなかった人達が労働に参加出来るようになり、慢性的な人手不足を解消するきっかけにもなるでしょう。

そして休みが増えれば、家族と過ごす時間を増やしたり、自分の趣味などに没頭できる自由な時間を手に入れる事ができます。

殺伐とした満員電車も緩和されるでしょうし、土日に混雑するようなテーマパークや人気の飲食店なども、人が分散されて利用しやすくなります。

落ちぶれる人も増えていく

落ちぶれる人も増えていく

週休3日・1日6時間労働が当たり前になったら

「そこまで頑張って働かなくてもいい」

このような風潮が蔓延する可能性もあると思います。

ここのところ「働き方改革」という言葉のおかげもあり、残業している人は生産性が低いというイメージや

休みをとりまくるのが正義のよう流れになっていると思います。

そして、この流れを良い事に、生産性を下げていく人達が生まれていく事もあり得ると思います。

「働き方改革ですから!」と無理に定時で仕事を終わらせて、仕事のクオリティが中途半端になっていたり

業務の熟練度が高まっていないのであれば
それは「本当の働き方改革」と呼べるのかと考えます。

日本の働き方改革の考え方では「そこまで頑張って働かなくていい…」

こんな考えを持った人達を、ただ単に増産しているのも現実ではないかと思います。

これは人それぞれのライフスタイルへの価値観だとは思いますが、すべて中途半端で妥協だらけの芯がない人間ばかりになったら、世の中は回っていかなくなると危機感を感じる面もあります。

ゼロ→イチを作りあげたいならとにかく働こう

ルーティンワーク、創造性の低い仕事、収入の低い職業、これらのような仕事であれば、「働き方改革」に守られて低収入でも楽に働いて生きてくのが良いと思います。

社会貢献度の高い仕事、ハイスキルな職業、創造性の高い仕事、収入の高い仕事であれば、とにかくがむしゃらに働く必要があるのではないでしょうか?

お医者さんが働き方改革だから…と瀕死の患者を目の前に帰宅する事ができるでしょうか?

世の中に感動を届けるサービスを作り上げたいのに、1日6時間労働だけで、成し遂げる事ができるでしょうか?

自分の目指すべき方向性によって、働き方の分量やレベルは変わってくるのが、本質ではないかと思います。

【結論】幸せのカタチとは

【結論】幸せのカタチとは

幸せのカタチから脱線してきましたが、結論としてダイバーシティ(多様性)が全てであると思います。

労働時間が減れば幸せ
休みが増えれば幸せ


誰もがこのような価値観ではありません。

休みが増えても、家族との関係がうまくいっておらず、家に居る時間が増えてしまい逆に苦しんでしまう人もいれば

労働時間が減ってしまって、緊張感がなくなってだらけてしまう人もいます。

世の中全体が週休3日や短い労働時間にこだわるのではなく

働きたい人は、自分の意思で働きたいだけ働けて

ワークライフバランスを大事にしたい人は、適度に働けるような仕組みが大切であると思います。

最終的には「働く・仕事」というステージの上に、自分自身の「人生の目的」を重ね合わせて、それぞれに合ったスタイルを自由に選べる事が「幸せのカタチ」ではないかと考えます。

  • この記事を書いた人

さとり

自称ミニマリスト。ブロガー歴4年。買ってよかったお気に入りアイテムをレビューしたり、自分の体験談などをブログに綴っています。