こんにちは、管理職リーマンのノジ(@nojisoufreedom)です。
営業マンは会社の名刺を捨てて、自分のSNSを売るべき理由について解説していきます。
早速、行ってみましょう!!
普通に営業しても売れない
営業マンなら『営業してもなかなか売れない』という悩み、ありますよね。
という悩みは営業マンであれば、誰もが一度は悩んだことがあると思います。
こんな記事を書いている僕自身も、現在は営業部を取り仕切るマネージャーですが、プレイヤー専任時代には売れなくて、大きな口内炎が出来たり、胃がキリキリ痛くなるくらい悩んだことがあります。
特にここ最近は、コロナショックによる、経済損失が日に日大きくなっています。
商品やサービスを購入する側の財布のヒモは硬くなっているので、契約することに以前よりも保守的になっている会社が多いです。
そんな中で、こちら側の数字的な事情ばかりを押し付けるような、テレアポやら飛び込み営業などの押し売りをしても、商品が売れるはずはないんですよね。
今すぐ「会社の名刺」を捨てて「自分のSNS」を売る
では、今をときめく営業マンが激戦令和時代を生き延びる為に、どうすればいいのでしょうか?
結論です。今すぐに「会社の名刺」を捨ててみましょう。
「こいつ、何言ってんだ!!」と思うかもしれませんが、大真面目です。
とはいっても実際に名刺を捨てられる営業マンはいないと思います。本当に名刺を捨てないように注意してください。僕も捨てません。
この『名刺を捨てよう』というメッセージの裏には、『会社の商品やサービスだけを売り歩くのは止めよう』というメッセージがこもっています。
営業マンならば、もう会社の名刺を配り歩くのはやめて、今こそ「自分のSNS」を売るべきです。
自分のSNSを売るってどういうこと??
実際にSNSアカウントを売りさばくわけではないです。
SNSを売るというのは、自分が発信しているSNSアカウントを見てもらうように営業しようということです。
僕はSNSというコンテンツは「自分の履歴書」だと思っています。
人事担当者が新卒社員を採用する時に、学生のSNSをチェックするように、企業側も付きあう取引先担当者(営業マン)をSNSでチェックする時代はそこまで近づいています。
これは新卒の方や、営業マンだけに限らず、すべてのビジネスパーソンに関係のある話だと思います。
商品やサービスの質だけでは戦えない時代になった
ではなぜ「自分のSNS」を売り込む必要があるのか?詳しく解説します。
まず、商品やサービスの質だけで争うのが難しい時代になったということが言えます。
インターネットの口コミや、SNSが台頭する時代において「美味しいお店」を探すのはとてもカンタンになりましたね。
そして、情報にあふれた現代社会は、お店のクオリティをあげる為の必要な情報や技術はすべてインターネット上にアップされています。
つまり、誰にでもノウハウを調べることが可能になったことによって、どこのお店に行っても、ある一定のクオリティの食事を食べられるようになりました。(自宅でも名店の味が作れる時代です)
どこのお店も、クオリティ自体があがったことにより、大体のお店がそこそこ美味しいので、他店と差別化をすることが難しくなった。
クオリティの「コモディティ化」が進んだ時代においては、商品やサービスの質を打ち出すようなアプローチをしても戦えない時代になったということです。
「機能」の検索から「あの人」を検索する時代へ
インターネットでモノを購入しようとした時に調べる事といえば「会社」や「お店」のシステムや料金であったり口コミとか、そんなところでしょうか?
こう言った「機能」を検索するという時代から、「人」そのものを検索することが当たり前になっていきます。
- 今日、訪問してきた営業マンって本当はどんな人なんだろう?
- 電話で問い合わせした営業の人ってどんな感じなんだろう?
- メールでしかやりとりしてないから人柄がわからないなぁ。
- あの店員さん感じが良かったけど、もう少しどんな人か知りたい。
「機能を検索する」から「あの人を検索する」ことがスタンダードになっていく。
特に対面のオフラインだけではなく、会わずに付き合うオンラインという選択肢が増えていく中において、「あの人」を知る為には、SNSが自分を表す存在証明になると言っても過言ではないです。
つまり、実名のSNSアカウントを所有していないということは、バットを持たないでバッターボックスに立つようなものなのです。
「あの人」からサービス(商品)を買いたい
このような流れの中で、サービスを購入する顧客の心理は、「あの会社のあの商品を買いたい」という心理から、「あの人の働いている会社のあの商品を、あの人から買いたい」という心理に変化しています。
つまり、より人として個人としての魅力が問われている時代。世の中の差別化という常識は、会社の製品やサービスのクオリティだけではなくなり、人で決まるようになってきているのです。
その「あの人」を知る意味でも実名のSNSアカウントは大きなきっかけとなる事は間違いないです。
会社のサービスを売りたいなら自分を売ろう
だから『自分のSNSを売ることから』始めてみようということです。
営業マンが自分のSNSを売る具体的な方法ですが
- メールの署名にSNSのURLを貼る
- 営業ツールにSNSのURLを記載する
- セールスレターにSNSのQRコードを貼る
- SNS専用のオリジナル名刺を作る
まずはこのようなことから取り組んで見てください。
毎日発信が基本
でも毎日、発信していないと意味がないです。
SNSアカウントを作っただけで「SNSやってます!」と宣伝しても、SNSで発信していないと全く意味がないです。
ちゃんと毎日発信しましょう。これは自分メディア運営ともいえます。
そして、のぞいたけど萎えてしまうSNS発信はこんな感じ。
やってはいけないSNS発信
- ネガティブな愚痴っぽい発信
- 会社の情報漏洩になるような発信
- プライベートな内容の発信だけ
- 情報発信しているがコピペで自分の意見がない
- 政治や世の中を批判している
- 自分の感情が入りすぎた発信
こういうのをやってしまうと、逆効果になりますしリスク大です。
SNSの運用はしっかりと勉強して、最初は控えめに徐々に個性を出していくようにしましょう。
営業マンは会社じゃなくて自分を売れ
物やサービスよりも人が売れる時代において、自分という存在を深く知ってもらう為の「ツール」は積極的に使っていくべきだと思います。
営業マンは今こそ「会社の名刺」に頼らずに、「自分のSNS」を売り込んでいきましょう。
それが自分を売り込むということに繋がります。
自分を売り込むという事は、自分の人生への保険にも繋がる行動だと思います。会社が一生涯の仕事を保障してくれる時代は終わりました。
会社を売るのではなく、自分を売ることで、会社の肩書に縛られない生き方や働き方が実現できると思います。
営業活動にモヤモヤと悩んでいる営業マンは今こそ、あらためてセルフブランディングをして、自分のSNSを売っていきましょう。
あなたの営業活動が成功することを心より願っています。最後までお読みいただきありがとうございます。