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【やめとけ】働いてはいけない人材派遣会社の5つの特徴

2021年9月28日

【絶対やめとけ】働いてはいけない人材派遣会社の5つの特徴

当方、5年近く正社員で働いていた会社を退職しました。
今後は、イラストの仕事を副業でやりながら、融通が利く派遣社員で働こうと考えています。
失敗したくないので、働いてはいけない「派遣会社」の特徴を教えてもらえませんか?

30代女性:東京都渋谷区在住「ハケンの別格さん」より


今回は、読者の方から、このようなご質問を頂きましたのでお答えしていきたいと思います。

実際に人材派遣会社で10年以上に渡り、「人材コーディネーター・営業責任者」として、派遣社員の労務管理の仕事をしてきた筆者が、派遣業界のタブーとも言える、リアルな話を語っていきます。



これから派遣社員で働こうと考えている人には、必ず役立つ内容なので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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①入社時から社会保険に加入できない

①入社時から社会保険に入れない

就業開始(派遣就業の開始時)から社会保険に入れない派遣会社があります。筆者の所属していた派遣会社ではこのようなルールでした。

社会保険ですが、就業開始から2ヶ月間は加入できません。3ヶ月目から加入となります。



このようなルールがまかり通るのはなぜか?

社会保険の加入要件ですが、2ヶ月以内の短期間の雇用契約については、社会保険に加入する必要がありません。なので、派遣会社によっては、入社時から社会保険を加入させないケースがあります。

しかし、これはあくまで2ヶ月までの短期の仕事に限るので、長期契約予定で反復更新していく予定の仕事に関しては、入社時から加入させる必要があります。

ちなみに社会保険の加入ルールは以下の画像の通りです。

社会保険の加入ルール
厚生労働省HPより引用


この通り、2ヶ月を超える雇用見込みがある。は保険加入条件に該当しています。

それを「2ヶ月間は臨時雇用だよ」という建前を使って、社会保険に加入させないようにしているのです。

なぜこのようなグレーゾーンを攻めるのかというと、事業主負担の社会保険料の支払いを避けるためです。

社会保険料は労働者と会社が折半で支払っていますので、労働者が社会保険に入るのが2ヶ月後になると、会社は2ヶ月分の社会保険料を支払う必要がなくなります。

しかし、派遣元から支払われている派遣料金には、派遣スタッフの社会保険料の負担も含めた上で金額が決まっています。派遣スタッフの社会保険料の負担がなければ、その分が利益としてまるまる残ります。

派遣スタッフの月給にもよりますが、社会保険料は、1ヶ月で約3万円くらいの負担があるので、2ヶ月で約6万円が利益として残ります。

2ヶ月もの間、派遣スタッフを社会保険に加入させないことで、利益を得ているとしたら、それは派遣会社としていかがなものでしょうか。

ここでワンポイントアドバイスですが、派遣会社によっては、即日から社会保険に加入できないか相談することで、了承してくれる派遣会社もあります。

②有給休暇が自由に取得できない

②有給が自由に取得できない

有給休暇が自由に取得できない派遣会社も要注意です。昔、筆者が所属していた派遣会社では、『派遣スタッフの有給休暇は最大でも月3日までしか使わせるな』という謎のルールがありました。

この謎ルールの裏側にある意図ですが、有給休暇は基本的には、派遣会社側が負担するので、派遣先には請求することができません。

なので、月5日とか一気に有給休暇を取得されてしまうと、単月で見ると収支が赤字になってしまうことがあります。

利益に細かくてうるさい派遣会社だと、単月でも赤字になったことによって、営業担当者が上司から詰められることがあります。(筆者の所属していた派遣会社がそうでした…)

ほとんどの派遣スタッフが退職時には有給休暇をすべて消化すると思いますが、その時に担当者から「有給の消化は、5日までに出来ませんか?」という交渉を受けたら要注意です。



それは、派遣会社内部がブラックでドロドロな可能性があります。有給休暇は「労働者の権利」です。自由に使用させてくれない派遣会社にはくれぐれも気をつけましょう。

また、有給休暇の当日申請は受け付けないという派遣会社もありますので、お気をつけてください。

③定期面談や連絡が少ない、営業担当者と会うことがない

③面談や連絡が少ない

派遣会社には定期的なスタッフ面談や、更新確認などがありますが、担当者とほとんど顔を合わせない派遣会社だと不安ですよね。

夜勤の仕事・在宅勤務・シフト制勤務だと、直接、顔を合わせる事は少ないと思いますが、定期的に連絡をくれる派遣会社の方が、いざという時に色々な相談がしやすいものです。

逆にあまりにコミュニケーション頻度が少ないと、問題にも気づいてもらえませんし、ヘタをすると派遣先の担当者とも疎遠になっているというケースもあります。

そうなると、派遣会社との信頼関係も薄っぺらくなっていたりするので、派遣先担当者によっては派遣契約を打ち切って、別の派遣会社に乗り換えることもあるでしょう。

あと、派遣会社には派遣先を定期的に巡回(訪問)するという約束事があります。派遣元事業主(派遣会社)が講ずべき措置に関する指針にはこうあります。

派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針より引用
派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針より引用



要約すると、派遣会社は定期的に派遣先を訪問して、派遣契約が契約通りになっているかを確認して、派遣社員が安定して働けるように就業状況などの情報提供を行うこと。ということですね。

ほぼ訪問しない派遣会社というのは、そもそもこのルールを守っていないことになるので、注意が必要かもしれません。


様々なリスクヘッジを考えるなら、定期的に連絡をもらえる派遣会社を選ぶのがいいでしょう。

④派遣スタッフに紹介できる仕事(派遣案件)が少ない

④紹介できる案件が少ない

紹介できる案件(仕事)が少ない派遣会社も注意が必要です。派遣スタッフとして働いていると、いつかは必ず雇用契約が終了するタイミングが来ます。

これは派遣社員という不安定な雇用形態である以上、誰にでも起こり得ることです。

雇用契約が打ち切られると分かった時に、所属している派遣会社から次の仕事の紹介がないと不安でしかないですよね。


派遣会社に登録する時には、どのエリアに強いのか、日頃からどのくらい案件数があるのか、などを事前に確認しておくことをおすすめします。

その派遣会社が使っている求人媒体(en派遣リクナビ派遣)にどのくらいの求人が出ているのかを調べておくのも有効的です。

それが自分自身の身を守ることにもつながります。

⑤退職する(契約更新を延長しない)時に強く引き止めされる

⑤退職の時に強く引き止めされる

退職の時に強く引き止めてくる派遣会社も要注意です。

人が退職する時には、それまでに多くのプロセスがあって、退職する決断をしたはずです。

その間に、信頼できる派遣会社の担当者であれば、色んな悩み相談に乗ってきているはずなので、派遣スタッフが退職を決めた時には、「そうですか。●●さんが決めたことなら仕方ないですね」と、スッパリ受け入れてくるはず。

「なんで辞めるんですか?!」「それはどこの職場に行っても同じことですよ」「次の契約更新まで頑張りませんか?」こんなことを言い始めたら注意が必要です。

派遣会社の担当者は、派遣スタッフが辞めると、自分の売上が下がってしまうので、なんとか更新させようと、あの手この手で言いくるめてきます。

こういうピンチの時に、仕事を続けるように言いくるめてくる派遣会社の担当者は、派遣スタッフの仕事が合わないとか、職場で悩みを抱えていることなんて、正直どうでもいいんです。

労働者には仕事を選ぶ自由があります。人の人生に責任を持てないクセに、不毛な退職引き止めをしてくる派遣会社には気をつけましょう。

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まとめ【絶対やめとけ】働いてはいけない人材派遣会社の5つの特徴

まとめ【絶対やめとけ】働いてはいけない人材派遣会社の5つの特徴

今回は「働いてはいけない人材派遣会社の5つの特徴」をまとめました。振り返りですが、こんな派遣会社には気をつけましょう。

  • 入社時から社会保険に加入できない
  • 有給休暇が自由に取得できない
  • 定期面談や連絡が少ない、営業担当者と会うことがない
  • 派遣スタッフに紹介できる仕事(派遣案件)が少ない
  • 退職する(契約更新を延長しない)時に強く引き止めされる



日本の人材派遣会社の数は、コンビニよりも多いと言われています。数が多いということは、当たり外れはピンからキリまであるということです。

事前の口コミや会社情報などをリサーチしてから、どこの派遣会社に登録に行くかを決めましょう。

あなたの転職活動が成功することを心より願っています。最後までお読み頂きましてありがとうございます。

  • この記事を書いた人

さとり

自称ミニマリスト。ブロガー歴4年。買ってよかったお気に入りアイテムをレビューしたり、自分の体験談などをブログに綴っています。