- サラリーマンが自由になる為にやっておくべきこと
- サラリーマンが窮屈だからやっておくべきこと
今回はあの有名な「三菱サラリーマン」の異名を持つ穂高唯希(ほたかゆいき)さんの初の書籍である「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」をご紹介しつつ、私のような普通のサラリーマンが「FIRE」する為にやっておくべきことを解説していきます。
さぁみんなでファイヤー!!早速、行ってみましょう!!
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三菱サラリーマンが成し遂げたFIREとは何か?
大仁田厚ではありません。ファイヤー!
FIRE違いです。失礼しました。(電流電撃デスマッチ)
「FIREとは?」
Financial Independence and Retire Early
「FIRE」とは、ちまたでよく言われる「セミリタイア」といわれるやつのことです。
セミがリタイヤ?(夏場ですか?)
「アーリーリタイア」とも言われていますが、サラリーマンという一般の勤め人を卒業して、会社や労働に縛られずに自由に生きていくというライフスタイルのことですね。
アメリカではこのFIREという生き方がフィーバーしており、経済的に独立をして早期退職する人たちが増えているそうです。
そして、このセミリタイヤ的な考えが日本でも流行ってきてます。
特に日本の若年層のもっとも大切な価値観は「自由とフリーダム」です。(意味同じ)
早い段階で稼いだお金を資産運用でもして、おじいちゃんになる前に誰もが「FIREだ!!」と願っている…そんな時代なわけです。
資産形成の基本は支出の最適化だ
本書では投資で得られる利得だけではなく、節約や支出削減を進めていくために「支出の最適化」というキーワードが提唱されています。
「節約」という言葉自体が、なんだかネガティブでケチ臭いというイメージがあるので「支出の最適化」という表現をされています。
とにかく日々かかる固定費を削減すること。
例えば家賃や通信費、食費などの固定費を削減していくことは、新たに収益や所得を増やすことよりも費用対効果が高いとおっしゃっています。
とにかくストイックな「支出の最適化」に取り組まれています。
- ペットボトルを買って飲むなら「白湯」を飲め
- 本は買わずに図書館を利用しろ
- タバコを買うくらいならタバコ関連株を買え
- スタバで飲むなら、スタバの株を買え
- 散髪はセルフカットするか、1000円カットを利用しろ
- プールやジムは公共施設を利用しろ
- 支払いはすべてクレジットカードで払え
- 健康でいたいならとにかく階段を登れ
身に覚えのあることが多いです…。僕自身、毎日ペットボトル買ってますし、本は借りる派ではなく買う派です。(図書館も利用しよう!)
ちょっと刺激の強い内容にはなってますが、支出面で削れるところはきっちりと削る。
三菱サラリーマンさんの、この支出を削ることへのストイックさが、30歳という若さでFIREを実現させたのだと思います。
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一般NISAとつみたてNISAの戦い方
ここ数年でNISAを利用する人が増えてきましたね。実は筆者自身もNISAを利用しています。
ご存知の通り「NISA」と「つみたてNISA」があります。何が違うのかと言われると、主な違いはこんな感じ。
近い将来で配当収入を増やしたい方は…
一般NISA
対象商品:株式(ETF含む)・投資信託
非課税投資枠:年間120万円
非課税投資期間:5年間
配当にこだわらず、老後の資産形成や長期で資産形成したい方は…
つみたてNISA
対象商品:投資信託
非課税投資枠:年間40万円
非課税投資期間:20年間
筆者自身は僕が「NISA」、妻が「つみたてNISA」で運用しています。
本書でも言われてますが、コツコツと長い期間で利益を生み出すには「つみたてNISA」がおすすめです。
そして初心者でもあまり考えずに市場の勉強をすることができます。
ちなみに我が家の「つみたてNISA」の成績です。
約1年数ヶ月の運用で3万円程度のプラスを生み出しています。
コロナショック時は元本割れしましたが、あくまで長期投資なので一喜一憂せず見守りまして、良い感じに復活しています。
銀行に預けているだけでは、こんなに利息つかないですからね。つみたてNISAは初心者でも安心してできるし、セーフティーな資産形成だと感じます。
しかし「俺はFIREを目指すんだ!」という攻めな人は「NISA」で高配当株などで配当金というキャッシュフローを積み上げていくのがよいです。
詳しく知りたい方は「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を読むことをおすすめます。
米国株ETFは熱い!
ETFは多くの投資家に愛されており、史上最大に人気化している。
ETFとは何か?
Exchange Traded Fund
「上場投資信託」です。
東京株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所によって発表される東証第1部の全銘柄の動きを反映した株価指数のことで
このTOPIXに連動するETFは、TOPIXの値動きとほぼ同じ動きをするように運用されています。
ではETFにはどんなメリット・デメリットがあるのかを詳しくみていきましょう!
メリット
低コストで分散投資ができる
手間や時間ががからず管理が楽チン
デメリット
価格変動リスクがある
指数と市場価格が一致しなくなる
流動性リスクがある
三菱サラリーマンが推しているETFとは?
それは「米国高配当株ETF」だ!!
米国高配当株ETFとはなに?米国の高配当株式に分散投資されたETFのことです。
ETFを組成する資産運用会社はこの通りです。
- VYM (バンガード)
- HDV (ブラックロック)
- SPYD (ステート・ストリート)
いずれも米国の三大資産運用会社です。
なぜ今米国が熱いのか?
今というか、米国株はこれまで右肩あがりで、これからも多少の下落はありつつも、長期的な目線では右肩上がりが期待できるような要素が多いからです。
詳しく知りたい方は「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を読むことをおすすめます。
あなたはFIREしたいか?
あなたはFIREしたいですか?
サラリーマンはオワコンだ!なんて言葉も飛び交う時代になりましたので、自由に生きたいというニーズは溢れています。
会社や上司に縛られずに、毎日を自分の好きなように楽しく生きたいという考えの人も増えているのは事実でしょう。
本書を読み込んで思うのは「FIRE」とは1つの選択肢でしかないということです。なので価値観によっては、向き不向きは当然ありますよね。
「FIRE」を目標にした分、めちゃくちゃストイックな生活をすることによって、毎日がアスリートのようにガチガチになってしまい、幸福感を得られなくなる人もいると思います。
俺は何が何でも、誰にも縛られない、自由を手に入れるんだ!!という情熱を持っている人なら、臆せずセミリタイアに向けて挑んでいくべきです。
「FIRE」したい!したくない!どちらの選択肢にせよ、結局は何を目的にして、何を自分の生きがいとして、人生を全うするのかがとても大切です。
お金から解放されたとしても、自分から解放される日は死ぬまで訪れないのですから。気になる方は手に取って読んでみてください。