本記事を読むことでこんな事が分かります。
- 暗号資産(仮想通貨)投資はやっぱりリスキーだよ
- 暗号資産(仮想通貨)投資のメリット・デメリット
- 暗号資産(仮想通貨)投資って将来的にどうなの?
暗号資産(仮想通貨)投資でイタイ目にあいながらも、ビットコイン投資を続ける筆者が解説していきます。
早速、行ってみましょう!!
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仮想通貨投資を始めて10日で損しました
僕が仮想通貨への投資を始めたのは、忘れもしない2018年1月17日です。
お酒の席で親しい友人から仮想通貨の話を聞き、「なんかそれ面白そうじゃん」みたいな軽いノリで投資を始めました。
その友人は「NEM(ネム)」を推していたので、まったく知識がなかった僕は、その情報を自分で調べもせずに鵜呑みにして、「NEM(ネム)」を購入しました。
当時の購入履歴です。自分への戒めの為、晒しておきます。
当時はコインチェックを使っており、とりあえず「50,000円」を投入し、「NEM(ネム)」、そして「Ripple(リップル)」と買っていきました。この時は、毎月50,000円程度、投資していく予定でした。
まだ未知の投資である、仮想通貨に胸を踊らせていたわけですが、2018年1月26日に、あの「コインチェック事件」が起きます。
580億円相当の「NEM(ネム)」がハッキングされ、一夜にして盗まれてしまったという、世間を大きく騒がせることになった、かなり大きな事件です。
その当時、ニュースを見て事件を知った僕は、「おぉい!マジか!!」と、急いでコインチェックのアプリを開いてお金を出金しようと試みたのですが、出金ができない状態になっており、ただただ価値が下がっていくNEM(ネム)を眺めるだけしかできなかったことを記憶してます。
仮想通貨投資を始めて10日も経過しないうちにこれですから、非常にショッキングでした。「仮想通貨投資」をすすめてきた友人には何度も謝られましたが、投資は自己責任ですからね。対して調べもせずに、なんとなく儲かるんじゃ無いか?というノリで始めた僕に責任があります。
ただ、不幸中の幸いだったのは、まだ5万円しか投資しておらず、損した金額としては2万円程度で済んだのはまだよかったです。
あれから2年以上の月日が経過し、その間も様子を見ながらも、実はビットコインへの投資だけは細く長くやってきました。
その中で学んできた事を、記事としてまとめていきたいと思います。
暗号資産(仮想通貨)に投資する上でのメリット
まず、暗号資産(仮想通貨)投資をする上でのメリットを理解しておきましょう。
- 少額から手軽に始める事が出来る
- 24時間365日、好きなタイミングで取引が行える
- 値上がり幅が大きく、他の投資より期待できる
- 管理や送金のコストがほとんどかからない
- 価格変動が高く大きな利益を得る可能性がある
- 世界中の同じ通貨として使える
- 紙幣と何ら変わらない電子通貨として使用できる
- 海外への送金が簡単にできる
- 暗号資産(仮想通貨)は投資先として将来性がある
500円程度から始める事ができるので、誰でも簡単に始められます。海外送金が手軽であったり、他の投資よりもボラティリティ(価格変動)が高いので、うまく行けばそれなりに利益が取れるのが仮想通貨であると思います。
暗号資産(仮想通貨)に投資する上でのデメリット
次に、暗号資産(仮想通貨)投資をする上でのデメリットも理解しておきましょう。
- 値動きが激しいのでリスクは大きい
- 国の法定通貨ではないため保証がない
- 税率が高いので現状は他の投資と比べると利益が少ない
- 暗号資産関連の情報収集が大変
- ハッキングで資産が流出してしまう可能性がある
- 株と違って24時間365日値動きしている
- 価格変動が高く大きな損失がでる可能性もある
- 不確かな情報で溢れているので、見極めが難しい
- 法定貨幣のように価値の担保がないこと
やはり心配なのは、いざという時の保証がないという事と、ボラティリティが高いがゆえに、損失が出る可能性も高い。利益を出しても税率が高いという点が、大きなデメリットでしょうか。
僕がまだビットコイン投資をする理由
僕がまだビットコイン投資をしている理由について触れていきます。
- 暗号資産(仮想通貨)は日常的な支払いツールになる
- 暗号通貨(仮想通貨)は投資先としてスタンダードになる
- 暗号資産(仮想通貨)は我慢して長期投資あるのみ
一つずつ解説していきます。
暗号資産(仮想通貨)は日常的な支払いツールになる
暗号資産(仮想通貨)って、なんか存在自体があやしいし、お金が完全にデジタルシフトするのは、まだまだ先の話でしょ?って思っている人が多いと思います。
確かに日本では、まだ現実味の薄そうな話ではありますが、暗号資産(仮想通貨)は海外では、投資家ではない一般人にとっても、身近なものになってきています。
アメリカの決済大手ペイパル(Paypal)のダン・シュルマン(Dan Schulman)CEOは「暗号資産(仮想通貨)などデジタル通貨は近い将来、日常的な支払いツールになる」と言っています。
コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界的にも現金を持ち歩いて支払うという事が少なくなってきたことにより、今後、日本でも暗号資産(仮想通貨)の市場は急激に盛り上がっていくことは間違いないでしょう。
今のうちに暗号資産(仮想通貨)を通じて、運用する上での知識を蓄えておく事が、投資(お金)の勉強にもなりますし、お金に振り回されない人生を送る意味ではとても大切であると思います。
ちなみに日本国内でビットコインを使うなら下記の通りです。
- メガネスーパー
- ビックカメラ
- コジマ
- ソフマップ
- DMM .com
- CAMPFIRE
その他にもまだまだたくさんあります。
詳しくは「日本のビットコインが使えるお店(ビットコイン決済対応店舗)」を参考になさってください。
暗号通貨(仮想通貨)は投資先としてスタンダードになる
暗号通貨(仮想通貨)が投資先としてスタンダードになっていきます。
ドル・円・ユーロといった国ごとの法定通貨というものは、政府や中央銀行の金融政策や様々な意図によって発行量が調整されていますが、ビットコインの供給量は2100万の上限が定められています。そして、暗号通貨(仮想通貨)は特定の国家による金融政策などに左右されることは無いです。
またビットコインの値動きは金に似ていると言われています。
金といえば、世の中が不況になると、安全資産として金の値段は上がっていきますが、ビットコインも同様な動きをしています。
そして、現金の価値を下げない為に、暗号資産をあえて保有して、バランスを保っている国も増えています。
以上の事から、世界的にも暗号資産(仮想通貨)は、有力な投資先として認められる存在になってきた事が分かります。
暗号資産(仮想通貨)は我慢して長期投資あるのみ
暗号資産(仮想通貨)は価格の変動が激しいですが、短期的ではなく長い目で見て、長期的に投資をしていくことが大切だと思います。
アメリカのソフトウェア会社「MicroStrategy」のCEOであるMichael Saylor氏は暗号資産について、こんな発言をされていました。
会社の資産を法定通貨、債券、株式、スワップ、インデックスファンド、オプション、不動産、コモディティ、貴金属、アート、無形資産に投資することを検討したが、最終的にビットコインを選択した。
ビットコインは理想的な長期資産と考えられる。
なんとMichael Saylor氏は、個人資産で約240億円相当の資産をビットコインで所有しています。(2020年10月時点の価格)
そして、暗号資産(仮想通貨)は、他人に貸して利息を得ることもできるんです。
これを「レンディング(貸暗号資産)」といいます。
このレンディングを利用して、自分が保有している暗号資産を取引所に貸し出して、貸した期間や貸した金額に応じた利息を暗号資産として受け取る事ができます。
コインチェックでは毎月一定の金額を自動的につみたて投資ができる「Coincheckつみたて」があります。
いずれにしても、暗号資産も長期的に保有し、長く続けていく事が大切であると言えます。
暗号資産(仮想通貨)はリスキーです。
結論ですが、暗号資産(仮想通貨)への投資はやっぱりリスクが高いです。少ない投資額で楽して儲けたいという人はやめておいた方がいいです。
これは、暗号資産(仮想通貨)に限らず、投資と呼ばれるものは、すべてにおいて言えることです。
株・暗号資産(仮想通貨)・FX・投資信託・不動産、リスク度はそれぞれ異なりますが、リスクが全くない投資商品なんてこの世には存在しません。
リスクがあるから、その分のリターンもあるのが投資の世界ですからね。
朗報としては、仮想通貨において、ようやくですが日本での法律も徐々に整備されてきており、前よりは安心して売買できる環境は整いつつあります。
投資にチャレンジしない方がリスキーです
しかし、投資にチャレンジしていない方がリスキーです。
「いやいや投資なんて、変動が激しくて危ない世界にお金をつぎ込むよりも、とにかく銀行に預けて定期預金をしていた方が安心だ。」
こんな意見もよく聞きますよね。こないだ、僕も母親に同じことを言われました。
僕の年齢くらいの親世代である60代以降の人たちは、このように現金主義な人が多いです。手元に現ナマ持っておけと。(表現が古い)
しかし、お金は何も手を加えなければ、価値は年々下がっていきます。
お金に振り回されないようにする為には、お金にお金を増やしてもらう仕組みを勉強し、実践していくことが大切です。
この事実が分かっていれば、お金を銀行やタンスに預けて寝かせておくという手段は取らなくなるはずです。
暗号資産(仮想通貨)は一つの選択肢でしかないですが、NISAや投資信託など、そこまでリスク度が高くない投資方法も世の中には溢れているので、チャレンジしない方がむしろリスキーですね。
お金について学びたい人は、こちらの記事を参考にされてください。
【三菱サラリーマンに学ぶ】本気でFIREめざす人のための資産形成入門
さて、最後に、僕が利用している暗号資産(仮想通貨)の取引所を紹介します。
Coincheck(コインチェック)の特徴
- 取引量、ユーザー数が日本最大級
- スマホアプリが使いやすく分かりやすい
- 取引手数料は無料です
- 安心の2段階認証
- 取引所の最小発注取引は0.005BTC以上、500円(相当額)以上から
- 販売所の最小発注取引は購入・売却ともに円建てで500円相当額、BTC建てで0.001BTC相当額
- 500円から購入・売却できる
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の特徴
- 暗号資産(仮想通貨)の種類がとにかく豊富(11種類)
- PCでもスマホでもツールが使いやすい
- 取引手数料などの各種手数料が無料です。
- 365日安心のサポートあり
- ビットコインの最小発注取引は0.001BTCから
- クイック入金の最低入金額は5,000円以上から
暗号資産(仮想通貨)投資の損益計算もしておこう
現在、暗号資産(仮想通貨)投資をされている人が対象ですが、面倒な損益計算なら「仮想通貨損益計算のCRYPTACT(クリプタクト)」を使いましょう。
暗号資産(仮想通貨)投資で損益計算と確定申告をやった事がないのであれば要注意です。
暗号資産(仮想通貨)投資で利益が出ていなくても、税金未納が発生する可能性があります。
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