やる事が終わらなくてイライラする。
1日が48時間あったらいいのに…。うわぁ。
今回はこんなお悩みを抱えた人におすすめしたい書籍をご紹介します。
Voicyの大人気パーソナリティーであるワーママはるさんが執筆された「やめる時間術」です。
やりたくないこと
やったらいいこと
100%やらない!
「やめる時間術」はこんな人が読むべき本です。
- 計画性がないひと
- 人生の目的や目標が曖昧な人
- いつも何かしなければと焦燥感のある人
- いつもその場の衝動で意思決定をしてる人
「時間がないない」と言っているあなたに捧げます。
それでは、早速行ってみましょう!
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僕が「やめる時間術」を読んだ理由
僕は毎日、通勤中にVoicyを聴いているのですが、ワーママはるさんが会社員だった時代からヘビーリスナーであります。
2人の小さいお子様がいながら、実力主義の外資系企業で管理職として働いていて、なおかつVoicyを毎日更新されている姿に刺激を受けていたんです。
なので、はるさんのタイムマネジメント術が以前から気になっていました。そんな中、この「やめる時間術」という書籍を出版されたので、「これは買わな!」と秒速でポチりました。
現在、ワーママはるさんは、すでに会社員を卒業されて、ヨガスタジオの運営であったり、個人として様々な挑戦をされています。
僕自身もいずれは、サラリーマンを卒業して、個人で稼ぎ、自分で時間のコントロールができる生き方をしたいと考えてます。
自分の夢の実現の為に、がんばります。
さて、本書を読んで、学んだことをまとめていきたいと思います。
時間を数字として把握しておく
「時間がない」という人は、まず時間を生み出す必要があります。
時間を生み出す為には、今やっていることの中で、自分がやらなくていいことを絞り出す必要がありますよね。
例えば、洗濯機をドラム式乾燥機に変えて、服を干す手間をなくすとか、食洗機を買って食器を洗う必要をなくすとか、考えれば色々と対策ができると思います。
しかし、家電製品などの便利アイテムを使っても、生まれた時間をどのように使うのか?という事が定まっていないと、せっかく生まれた時間をムダに過ごすことになる。
多分、ほとんどの人が、テレビを見ちゃったり、TikTokを永遠に見ちゃったり、ボケーっと過ごしちゃうはず。
自分の限りある時間を有効的に使う為にも、そもそも時間ができたら何をやりたいのかを、言語化しておく必要があります。本書では、時間をうまく有効活用されている人をこう定義しています。
私が考える時間が作れる人とは、自分の持っている時間を限りある数字として把握している人です。
つまり、自分の生き方が分かっている人です。
これらの人は自分の価値観に合わせた時間の使い方を選んでいます。
引用元:「やめる時間術」
自分の生き方がわかっていないから、自分の時間が作れずムダなことにばかり時間を取られてしまっているんですね。
自分がどう生きたいのか?、そして自分の価値観に合わせた時間の使い方を実践していかないと、いつまで経っても「時間ないない病」は治りませんね。
時間に成績をつけるなんて考えたことなかった
自分が過ごした時間をちゃんと振り返って、「あの時間の使い方は良かったよね!」とか「あの時間の使い方はイマイチだったね!」なんて、振り返って評価している人って、多分なかなかいないのではないかと思います。
なんとなぁく「今日は無駄なことしてしまったなぁ」とは心の中で思うものの、自分の過ごした時間の評価を記録として「良い・普通・悪い」なんて付けている人は稀だと思うんです。
でも、これまで自分が使った時間をなぁなぁにしていまい、振り返りをしていないと、本当に有意義なことに時間が使えていたのか、正直分からないですよね。なんとなぁく「今日は頑張れたかなぁ」みたいな感覚値になってしまう。
はるさんは、時間の使い方が上手くない人に対して、こんなことを仰っています。
時間の使い方が上手くない人は、生き方や行動の選択に自信がないことが表れています。
引用元:「やめる時間術」
「ギクッ!!」、僕の心にグサっと刺さりましたが、確かに時間に振り回されている時点で、すベてにおいて、自分軸がないというか、自分の行動に自信がないのかもしれません。
脳内メモリをなるべく節約しよう
「脳内メモリ」という言葉は初めて聞きました。PCのメモリと一緒で色んな情報が入ってきて、その都度処理をしていくと、PCの動作は段々と重くなる。
人間も一緒で、日常の中で起きること、その度に意思決定をする作業の連続が「脳内メモリ」を消費していくことになります。
なんと、人間は1日に9000〜35000回ほど選択して決断をしているそうです。
これだけの選択→決断をしていたら、夜にはもうクタクタになるはずですよね。なので、なるべく小さな選択については、自動化してしまった方がいいと、本書では語られています。
- 朝ご飯のメニューは固定化する(何食べようかなと迷わないで済む)
- 服の種類は増やさず固定化する(何を着ようかなと迷わないで済む)
また、食料や日用品などの買い物なども、ネットで定期宅配などにして自動化してしまうことで、記憶しておくための脳内メモリを消耗せずにすみますね。
タイムパフォーマンスを高める
時間帯によって人のパフォーマンスは大きく変わります。起床後から3〜4時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれているので、朝一番に頭やコミュニケーションを使うタスクを持ってくるのが一番です。
僕は会社に出社してから、メールチェックとか部下の日報チェックなどをやっていたのですが、このようにあまり頭を使わない仕事はむしろ、午後に持っていくべきだと思い、朝やるのはやめました。
本書で推奨されているように、午前中にこそ大事な商談などの、頭やコミュニケーションを使うタスクを持ってくるようにしました。このブログ作成も夜ではなく、朝一番に書いています。
そして、僕の場合は多動性が強いので、一つの作業が終わっていないのに、別の作業に手をかけてしまう事が多かったのです。正直飽きっぽいんですよね。なので、これまでは色んなファイルやネット記事を開いたまま、マルチタスクで同時進行してました。
しかし本書を読んで、これをやめました。
色んな作業を同時進行で進めるという事は、車で喩えるならば、エンジンを入れては走って停まって、またエンジンを入れては走る、の繰り返しで、めちゃくちゃ燃費が悪いんですよね。
これこそ、脳内メモリも消費しまくる。何もいいことがない。なので、「これが終わるまでは別のことをやらない」というルールを決めて、一つ一つ仕上げていくことにしました。
「やめる時間術」を読んでから電子書籍が完成した
私事ですが、今年に入ってから、個人的に電子書籍を書き始めたのですが、ちょっとやってはやめての繰り返しで捗ってなかったのですが、「よし!」と気合いを入れてガツガツ書いたら半日で終わりました。(なぜ、今までこの気合が入らなかった。)
「やめる時間術」で学んだことがまさしく生きています。ワーママはるさんには感謝しかありません。ありがとうございます。
1人でやるんじゃなくてみんなでやる
最後に、めちゃくちゃ刺さった部分があったので、書かせてください。
私は人に頼ってはいけないと思って、逆に相手を頼らせることもせず、勝手に自分や周囲との壁を作って枠を決めていたのです。
そこから周りにいる人に困っていることや、知りたい事などを素直に話してみると、みんな快く知恵やヒントをくれるときがつきました。
引用元:「やめる時間術」
僕は会社では管理職なのですが、人に頼るということを考えた事がありませんでした。頼られるべき存在でいなくては…。という気持ちが周りとの壁を作っていたと思います。
「困っていることをメンバーに言うなんて…。」という、どうでもいいプライドをもったまま、自分の悩みを自己開示することを恐れていたんです。
本書では、人を頼ったり自分の悩みを伝えていくことで、周囲との人間関係が良好になっていき、自分自身も楽になれるとありました。まさしくそうだなと感じます。
自分の理想の時間の使い方をより実現しやすくする鍵は、他者との繋がりに隠れているのです。
引用元:「やめる時間術」
自分自身が理想とする時間の使い方をするためには、日頃から接している人たちとの良好なコミュニケーション次第で、いかようにもできると言うことですね。
日々、生きていくうえで、常に意識していきたいと思います。
自分の時間の使い方を見直したい。もし時間ができたら自分は何をやりたいのか。が分からない。
こういったことに悩んでいる人にとって、「やめる時間術」は必読の一冊です。是非、手にとってみてください。
本を読むのが苦手な方や、時間がなくて忙しい方は「聴く読書」『Amazon Audible』を活用すれば、通勤中に音楽が代わりに書籍が聞けますよ。一度試してみてください。