- これから動画編集を始めたいのですが、初心者にも使いやすい動画編集ソフトを教えて欲しいです。
- 動画編集ソフトを選ぶ時の注意点とかも教えてもらえると嬉しいです。
読者の方からこんなご質問を頂いたので、お答えしていきたいと思います。
本記事の内容
- 動画編集ソフトを選ぶ時に気をつけたいこと
- 初心者におすすめの動画編集ソフト
筆者は、動画編集歴2年、これまで企業の採用動画や、インディーズバンドのMV編集などに携わってきました。
動画編集ソフトも、様々なタイプのソフトを使ってきましたので、その知見を活かして、動画編集ソフトを選ぶ時の注意点と、初心者でも使いやすい動画編集ソフトを解説します。
動画編集を基礎からしっかりと学びたい人はこちらの記事を参考にしてください。
初心者が動画編集ソフトを選ぶ時に気をつけるポイント
まず、初心者が動画編集ソフトを選ぶ時に気をつけたいポイントを解説します。
- どのOSに対応しているソフトなのか?
- 無料で使えるのか?有料で使えるのか?
- パソコンのスペックは問題ないか?
- 動画編集ソフトの操作画面はシンプルか?
どのOSに対応しているソフトなのか?
動画編集ソフトを選ぶ時に、最初に押さえておきたいのは、どのOSに対応しているのか?という点を調べることです。
「Mac」、または「Windows」のどちらに対応しているのか。使いたい動画編集ソフトが、自分の使っているパソコンに対応しているかを確認しておきましょう。
本記事では、Mac・WindowsどちらのOSにも対応している動画編集ソフトを紹介していきますのでご安心ください。
無料で使えるのか?有料で使えるのか?
動画編集ソフトは無料で使えるソフトと、有料で購入して使うソフトがあります。
無料で使える動画編集ソフトには、機能制限があったりするので、すべての機能を使いたいとなると、有料で購入する必要があります。
クオリティの高い動画を作ろうとすると、やはり有料バージョンを購入する必要があります。
パソコンのスペックは問題ないか?
自分が使用しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。
メモリが少ないパソコンで動画編集をすると、作業中に動作が遅くなったり、強制終了してしまうことがあります。動画編集に必要なメモリは最低でも16GBは必要です。
1時間くらいの長時間の動画を編集するなら、32GBは必要になります。
動画編集ソフトの操作画面はシンプルか?
動画編集ソフトの操作画面はシンプルか確認しておきましょう。
編集画面に色々な機能がついているソフトや、操作画面が見づらい編集ソフトは間違いなく、初心者にはハードルが高いです。
筆者は、Adobeの「プレミアプロ」を使っていた時期がありましたが、プレミアプロは間違いなく初心者には向かないソフトです。
色々な操作ができるのですが、その性能の高さから、どこにどの機能があるのか、全く覚えられませんでした。
毎日、仕事で使うような人であれば、いいのでしょうが、たまに趣味で動画編集をするくらいなら、間違いなく宝の持ち腐れとなるでしょう。
初心者におすすめしたい動画編集ソフト5選【Mac・Windows対応】
初心者におすすめしたい動画編集ソフトを解説します。
- Filmora(フィモーラ)
- LightWorks(ライトワークス)
- Filme(フィルミ)
- Video Proc Converter(ビデオプロックコンバーター)
- DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
Filmora(フィモーラ)
150カ国の7700万人ものユーザーが利用している動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」
動画編集に関するすべての機能が、シンプルで分かりやすいので、初心者の方も安心して使うことができます。
Filmoraの使い方に関する、学習動画も充実しているので、分からないところがあったら動画を見ながら操作すれば、いとも簡単にクオリティの高い動画を作ることができます。
対応OS | Mac / Windows |
無料ダウロード | あり |
有料版の価格 | 3ヶ月プラン:3,480円 永続ライセンス:14,900円 |
返金保証 | 30日間 |
商用利用 | ○ |
HDD空き容量 | 10GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
Filmoraの使い方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方は参考になさってください。
LightWorks(ライトワークス)
LightWorksは、アメリカ・イギリスの合同企業が作った動画編集ソフトです。
デフォルトで100種類以上のエフェクト機能が内蔵されていて、カラー補正・マット・ブラー・マスクなどの合成・加工などが初心者でも簡単に実現できます。
公式サイトが英語の為、日本語での解説がないのが難点ですが、他の動画と差別化を図りたいなら、おすすめのソフトと言えるでしょう。
無料版だと機能制限が多いので、しっかりと動画を作り込みたい人は有料版(LightWorks Pro)を購入されることをおすすめします。
対応OS | Mac / Windows |
無料ダウロード | あり |
有料版の価格 | 1ヶ月プラン:24.99ドル LightWorks Pro:437.99ドル |
返金保証 | 不明 |
商用利用 | ○ |
HDD空き容量 | 5GBの空き容量が必要 |
Filme(フィルミ)
Filmeは、様々なテンプレートがあるので、初心者でも操作がしやすいです。また、編集画面がシンプルな作りになっており、操作方法を覚える難易度が低いです。
ワンクリックで動画素材や音楽をテンプレートに当てはめるだけで、多彩な動画が作れるので、動画編集に時間をかけたくない人には、とてもおすすめの動画編集ソフトだと言えるでしょう。
対応OS | Mac / Windows |
無料ダウロード | あり |
有料版の価格 | 年間ライセンス:3,980円 永久ライセンス:5,980円 |
返金保証 | 30日間 |
商用利用 | ○ |
HDD空き容量 | 10GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
Video Proc Converter(ビデオプロックコンバーター)
Video Proc Converterは、とにかく操作性が軽いです。クリックしてすぐに起動します。他ソフトと比べてもパソコンの空き容量を食わないのがいいですね。
動画編集で使う機能が必要最低限になっているので、操作画面がシンプルでとても分かりやすいです。その反面、細かくこだわって動画を作りたいという人にとっては、物足りなさがあるかもしれません。
時間をそこまでかけずに、サクッと動画を作りたい人にはおすすめなソフトと言えるでしょう。
対応OS | Mac / Windows |
無料ダウロード | あり |
有料版の価格 | 年間ライセンス:7,138円 永久ライセンス:8,982円 |
返金保証 | 30日間 |
商用利用 | ○ |
HDD空き容量 | 200MBの空き容量が必要 |
DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
DaVinci Resolveは、あのハリウッド映画やドラマの現場でも使われている人気の高いソフトウェアです。
無料ダウンロード可能な動画編集ソフトですが、「プロ仕様の8K編集」「カラーコレクション」「VFX」「オーディオポストプロダクション機能」などのクオリティの高い機能を使うことができます。
無料で使えるというのは、まさに贅沢なソフトだと言えます。初心者にはややハードルが高いかもしれませんが、動画編集レベルを上げていきたいなら、使うべきソフトだと言えます。
対応OS | Mac / Windows |
無料ダウロード | あり |
有料版の価格 | DaVinci Resolve Studio 17:35,980円 |
返金保証 | 7日間 |
商用利用 | ○ |
HDD空き容量 | 8GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
おすすめ動画編集ソフト5選|早見表まとめ
ソフト名 | 対応OS | 無料版 | 有料版の価格 | 返金保証 | 商用利用 | HDD空き容量 |
Filmora | Mac/Win | あり | 3,480〜14,900円 | 30日間 | ○ | 10GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
LightWorks | Mac/Win | あり | $24.99〜$437.99 | 不明 | ○ | 5GBの空き容量が必要 |
Filme | Mac/Win | あり | 4,980〜9,980円 | 30日間 | ○ | 10GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
Video Proc Converter | Mac/Win | あり | 7,138〜8,982円 | 30日間 | ○ | 200MBの空き容量が必要 |
DaVinci Resolve | Mac/Win | あり | 35,980円 | 7日間 | ○ | 8GB以上の空き容量が必要(SSD推奨) |
動画編集ソフトをダウンロードして自分の作品を作ろう!
今回は、初心者におすすめの動画編集ソフトを5つ紹介しました。
どれも無料ダウンロードが可能なので、まずは無料版から試してみましょう。
お金がかからずに動画編集できるなら、これほどリスクがないことはないですよね。
まずは無料ソフトで動画編集を始めて、物足りなくなったら、有料版を購入するなど、少しずつステップアップしていくことをおすすめします。
有料の商用利用できる動画編集ソフトを使って、レベルが上がってきたら、動画編集を副業にしてもいいかもしれません。
まずは、無料版で動画編集ソフトで、自分の作品を作ってみましょう!
動画編集をするなら、撮影する機材も大切です。マストアイテムは以下の記事で紹介しています。参考になさってください。