『劇場版 呪術廻戦 0』を映画館で観てきました。シンプルにめちゃくちゃ面白かったので感想とか、印象に残ったシーンを当ブログでまとめてみました。
ネタバレありますのでご注意ください!
半年後あたりにU-NEXとかで配信されるかもしれませんが、あの大迫力・臨場感は映画館でしか味わえません。
映画館で上映されているうちに観ておきましょう!
五条悟とミゲルの戦闘シーン
五条悟と呪詛師であるミゲルとの戦闘シーンが激し過ぎてテンション爆上がりでした。
ミゲルは最強の五条悟から「1人、やっかいな奴がいるな…」と言わしめるほどの実力者。
特殊な呪いが込められた縄を操って、五条悟の術式を乱して足止めしました。五条悟の「無下限呪術」にも10分くらい耐えて、五条悟を足止めすることに成功。
五条悟にボコボコに殴られても、まったく倒れず、こいつめちゃくちゃタフガイ。
作者によると、百鬼夜行におけるMVPらしいです。
ミゲルの声を担当しているのはベテラン声優の山寺宏一さん。クセの強い外人キャラが、ばっちしハマっていて、ミゲルは個人的に推しキャラです。
乙骨憂太と夏油傑の戦闘シーン
乙骨憂太(with リカちゃん)と夏油傑の戦闘シーンこそ、この映画のメインディッシュと言っても過言ではないです。
そもそも呪術廻戦のアニメ版はアクションシーンこそド派手ですが、劇場版はその一枚上手を行ってます。
両者の攻防が留まることなく、次から次へと展開されて、僕は唾を呑む暇さえありませんでした。
夏油傑は特級術師なので、はちゃめちゃに強いのですが、その強さに引けをとらない乙骨の潜在能力の凄さには本気で圧倒されました。
乙骨憂太の成長速度がヤバイ
その乙骨憂太の成長速度がヤバイです。冒頭に登場した時には、引きこもりニートで頼り甲斐のない根暗キャラでした。
夏油とのアクションシーンでは、この勇ましい表情。どうですか。
全くの別キャラですよね。本来は心優しい青年ですが、自分の仲間を傷つけられたことに激怒して完全にキャラ変しています。
そして、天高くまで飛びます。3ヶ月前くらいは一般ピープルだったのに、この高さから呪いを払っていくシーンは鳥肌ものです。
本作は生きる意味を失っていた乙骨憂太が、グングンたくましく成長していくところが超みどころです。
ネットでは乙骨憂太が、エヴァンゲリオンの碇シンジ化していると噂になってますね。
禪院真希が映えている
乙骨と同じクラスメイトの禪院真希がめっちゃ映えてます。
アニメ呪術廻戦では、前髪パッツンでしたが、断然にこちらのほうが素敵。なぜ前髪を切った。
この容姿でドSキャラはクセになります。(ドMですみません。)そしてルーズソックスがたまりません。。
釘崎野薔薇推しでしたが、完全に「真希さん推し」になりました。
折本里香の呪いが解かれるシーンで泣く
本作の終盤ですが、乙骨に取り付いていた折本里香の呪いが解き放たれるシーンがあるのですが、ここは号泣間違いなしです。
まさしく純愛。しかも、折本里香自らが乙骨を呪っていたのではなく
乙骨憂太自身が折本里香に呪いをかけていたという事実。
折本里香の死を受け入れられない乙骨の強い想いが、折本里香を呪霊化させていたのです。
呪霊となってでも、乙骨と一緒に居れて幸せだった、という折本里香の想いに、良い年したオッサンは号泣しました。
これで折本里香は天国に召されたはずなのですが、16巻でまた登場するんですよね。
あんなに感動的なシーンだったのに、呪いは祓い切れてなかったんですかね。詳しくは漫画の16巻をご覧ください。
最後に五条悟は夏油になんと言ったのか
乙骨とリカちゃんに返り討ちにあった夏油傑。
なんとか生き延びたものの、最後の最後に五条悟と遭遇してしまいます。
元クラスメイトであり、親友でもあった五条悟の手によって夏油はトドメを刺されるのですが
最後に五条は夏油に語りかけます。本作ではその部分の音声が聞こえない演出になっており、なんと言ったかは分かりません。
夏油はその言葉を聞いてこのように言います。「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」と。笑いながら言いました。
これも諸説ありますが、五条悟はこう言ったと言われています。
「僕の親友だよ、たった1人のね」
もう泣くしかないですよね。このセリフを言った後に、親友の命を奪わなければならなかった五条悟の気持ちを思うと、もう涙しか出てきません。
呪術廻戦は派手なアクションシーンが注目されていますが、物語の一つ一つにそれぞれのキャラクターの複雑な想いが絡み合っているところこそ、呪術廻戦の醍醐味なのだと思います。
今、映画館で『劇場版 呪術廻戦 0』を観ると、「呪術廻戦0.5巻」が無料でもらえます。まだ観ていない人は、絶対に映画館でみることをお勧めします!