これから仮想通貨への投資を始めようと考えているあなたに伝えたいことがあります。
それは「仮想通貨」は常にリスクと隣り合わせということ。
これは投資全般に言えることですが、リスクゼロの投資なんてこの世には存在しません。リスクを乗り越えて利益を勝ち取るのが金融投資なのです。
筆者は仮想通貨投資を始めて10年になります。
これまでに幾度とない失敗を繰り返してきました。
仮想通貨に希望を持って、いざ仮想通貨投資にチャレンジしようとしているあなたに向けて、筆者の失敗談を交えながら、仮想通貨投資で失敗しない方法を解説していきます。
早速行ってみましょう!!
珍しい仮想通貨にすぐに飛びつくな
珍しい仮想通貨にはすぐに飛びつくのはやめましょう。
その昔、筆者はNEM(ネム)という仮想通貨を購入してあっという間に溶かした経験があります。
大した下調べもせずに、周りの人たちが「ネムは熱い!絶対に上がる!」と大騒ぎしていたので、ついつい連られて購入してしまったのですが、あれは大間違いでした。
もう一度言います。珍しい仮想通貨に飛びつくのはやめましょう。
2022年時点の個人的な見解ですが、「ビットコイン」「イーサリアム」以外の仮想通貨の先行きはまだまだ微妙だと思っています。
以下データは、2022年5月現在の仮想通貨の時価総額ランキングです。
ビットコインとイーサリアムの時価総額は、他の仮想通貨の時価総額と比べると2倍以上です。それだけ、大量の資金が流れ込んでいる通貨だということ。
なので、筆者はビットコインとイーサリアムを所有しておけばいいと考えてます。
あとは、時価総額9位にランクインしている「ソラナ(Solana)」という仮想通貨も注目しています。
イーサリアムキラーと呼ばれており、歩いて稼げる「ステップン」でスニーカーを買うための必須通貨でもあります。
ただ、初心者は基本的に「ビットコイン」「イーサリアム」を買っておけばいいです。
ビットコインを使えるお店も増えてきてますし、NFTを購入するなら「イーサリアム」は持っておいて損はしませんからね。
いきなり10万円とか突っ込むな
いきなり多額の資産をつぎ込むのはやめましょう。いきなり「ビットコインに10万円つぎ込んでやったぜ」みたいのもやめておきましょう。
10万円と言えども大金です。
仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が激しいので、10万円が1日で7万円くらいまで下がることも頻繁にあります。
2021年末〜2022年5月にかけて、ビットコインの価値がガクンと下がり半額になりました。
いつどうなるかがわからないのが投資の世界。特に仮想通貨界隈はよりスピード感が速いです。落ちるのも上がるのも速い。
筆者のおすすめは、「ドル・コスト平均法」で着実に積立投資をすべきということです。
仮想通貨のつみたて投資するメリットは、以下の記事にまとめてますのでチェックしてみてください。
筆者は毎日、ランチ1食分を仮想通貨に投資しています。
あとは日頃のショッピングを通して、ビットコインがもらえるというポイントサイトの「ビッコレ」もおすすめです。貯めたビットコインをすぐに日本円に変えることもできますし、そのまま運用することもできます。
サイトに登録するだけで、ビットコインがもらえます。
手数料ビンボーに気をつけろ
仮想通貨の取引には色々な手数料がかかります。主な手数料は以下の通り。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
これらの手数料を甘くみないでください。チリも積もれば山となるというのはこのことです。
仮想通貨の取引所によって、手数料は異なるので口座開設する前に確認しておきましょう。
以下、4社の手数料を比較してみましたので参考にしてください。
仮想通貨取引所 | Coincheck | BITPOINT | bitFlyer | Liquid by FTX |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 販売所:無料(別途スプレッドがあります) 取引所:0.01-0.15% | 無料 |
入金手数料 | 0〜1018円 | 無料 | 0〜330円 | 無料 |
出金手数料 | 407円 | 無料 | 220〜770円 | 700円 |
送金手数料 | 0.0005BTC | 無料 | 0.0004BTC | 無料 |
だいたい、出金する時に手数料が引かれてます。そう考えると「BITPOINT」は全ての手数料が無料なのでお得ですね。
あと、銀行側の振込手数料で損失に気づかないケースもあります。一般のメガバンク口座だと、振込金額3万円以上から220円の手数料が取られてしまいます。
住信SBIネット銀行だと、個人ユーザーであれば無料振込(回数限定)がありますし、無料回数以降は77円で振込できるので、こういったネット銀行口座から仮想通貨口座にお金を振り込むのがベストだと言えます。
取引回数が多くなればなるほど、手数料で搾取されるので、本気で気をつけましょう。
仮想通貨の税金についてちゃんと学んでおく
仮想通貨の税金についてちゃんとした知識を身につけておきましょう。
仮想通貨って利益が出ても、半分くらい税金で持っていかれちゃうんでしょ?
という声をよく聞きますが、これは大きな間違いです。
仮想通貨取引の利益はすべて所得となるので、給与所得など他所得との合計をして課税されています。
課税される所得金額は以下の通りです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円〜1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円〜3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円〜6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円〜8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円〜17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円〜39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円まで | 45% | 4,796,000円 |
所得額が大きくなるほど税率が上がる累進課税なので、最高で45%の所得税が課されます。
つまり高所得者ほど、かなり高額な税金が取られてしまいますが、一般庶民の収入なら仮想通貨で儲けたとしても、20%程度の課税で済みます。
株式投資の配当金の税率も20%程度なので、投資にかかる最低限の税金がかかると思えば、当たり前に引かれるものと割り切れるでしょう。
チャートばかり気にせず基本は長期投資で考える
仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が高いので、「毎日チャートをチェックしなくちゃ」といった思考になりがちですが、そのような考えは捨てましょう。
「よっしゃ!上がった!」「あらら、下がった…」こんなことばかり考えてると正直、疲れますし、人生の時間をムダにしています。
この1年間のビットコインの値動きのチャートを見てください。
浮き沈みがハンパないですね。
金融投資は上がる時もあれば、下がる時もあります。その場その場のチャートに踊らされずに、長期的な視点で仮想通貨投資を考えた方が精神的にも楽です。
個人的には、毎日少しずつ買い続けていく積立投資をおすすめします。筆者は「コインチェック」で毎日「つみたて投資」をしてます。
一喜一憂せずに、仮想通貨も長い目で見守りつつ、楽しんでいくことをおすすめします。
【まとめ】仮想通貨を始めたいあなたへ【投資で失敗しない5つの方法】
これから仮想通貨投資を始めようと考えている方に向けて、筆者の体験談を交えながら、投資で失敗しない思考法やノウハウを解説しました。
筆者は仮想通貨(暗号資産)はこれからさらに伸びていくと思っています。
WEB3.0時代の幕開けと共に、NFTなどのデジタル資産の価値が認められていく中で、仮想通貨(暗号資産)の役割はこれから更に必要性を増していくと思います。
すべての通貨が、非中央集権(国家が関与しない)になるとは思いませんが、仮想通貨には仮想通貨の大きな役割が出てくるのは間違いないでしょう。
今のうちから、仮想通貨(暗号資産)に少しでも触れておくことは、未来を生き抜く意味でも大切なことではないでしょうか
今後も仮想通貨投資で得た知見などを、当ブログにまとめていきますので、また遊びに来ていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。